まろやかなあぶらめん♪|辛しや 武蔵新田

蒲田までお買い物。我が家からだと自転車で15分くらい、近いですね。
多摩川の堤防を自転車で走ると、風に少し春の香りがするのを感じて、と~っても気持ち良いですよ-。

用事を済ませていたら、すっかり時間が遅くなってしまって、気付いたら真っ暗。
ってことで、どこかで夕食を取ってから帰宅しようという流れになるワケ。
そう言えば最近、行ってなかったなー、と思い訪問したのは、武蔵新田の油そばの名店...

店舗外観|辛しや
店舗外観|辛しや

店舗外観|辛しや

辛しや さん
東急多摩川線の武蔵新田駅のすぐ近く。環八通りを渡り、少し右に行ったところにあります。
なんか外観は居酒屋さんみたい。看板は出ていますが、あまり目立たないので通り過ぎてしまいそうです。

店舗内観|辛しや
店舗内観|辛しや

店舗内観|辛しや

店内にはU字型のカウンターのみでテーブル席はなし。11席ほどの、こじんまりとした店内は、落ち着いた雰囲気。
お冷やはセルフサービスで、奥にある給水器に取りに行きます。
券売機はありません。カウンターで直接、オーダーします。料金は後払い形式。

あぶらめん|辛しや
あぶらめん|辛しや

あぶらめん|辛しや

辛しやさんと言えば、あぶらめん。看板メニューの油そばです。

あぶらめん(750円:税込み)
は中太のストレート麺で、もっちりアルデンテ、噛み応えがあって良い食感です。
トッピングはチャーシュー(1枚)、煮卵(半分)、メンマ、刻みねぎ、揚げねぎと、デフォルトでこのトッピングは多いですね。
チャーシューは少し炙ってから出してくれるので、表面がカリっとして良い食感。肉厚なんだけど柔らかくて、脂身はとろ~っとしてました。
玉子は黄身が半熟、硬すぎないのが私好み。メンマはシャキシャキでこれまた良い食感。ネギは、まぜまぜした後は、味の主張はそれほどないのですが、食感にアクセント加えてくれていました。とくに揚げねぎのカリっとした食感が効いてました。
スープは醤油ベースで、マイルドな感じ。脂っぽい感じなどがなくて、まろやかで食べやすい味です。量はそれほど多くなく、まぜまぜすると、麺に絡んで底にはほとんどなくなるくらい。辛しやの名前からして、さぞかし辛い味なのかと思いきや、全然辛くないです。辛いのが好みの方は、テーブルの上の壺の中に唐辛子を炒めたような調味料があるので、コレをお好みに合わせてどうぞ。
私個人で気には、何もかけず、何も加えずそのままの、このまろやかな味が好き。全体的にかなりマイルドで食べやすい味にまとまっています。

そして気になるメニューがあったので、こちらも頼んでみました...

納豆キムチちゃ~しゅ~あぶらめん|辛しや
納豆キムチちゃ~しゅ~あぶらめん|辛しや

納豆キムチちゃ~しゅ~あぶらめん|辛しや

納豆キムチちゃ~しゅ~あぶらめん(1,150円:税込み)
あぶらめんのチャーシュー、メンマ、煮卵、刻みねぎ、揚げねぎに加えて、納豆、キムチ、チャーシュー3枚追加(計4枚)とトッピングが山盛り♪
納豆の茶色キムチの赤は、油そばではなんだか異様で、インパクトのある見た目ですね。

まぜまぜ後
まぜまぜ後

まぜまぜ後

まぜまぜすると、麺と納豆がねば~っと絡んで、底にあったタレはその中に吸収されて、完全になくなりました。
大体、こう言うのって、見た目のインパクトと量的なお得感が”売り”で、味はイマイチなものが多かったりするのですが、この納豆キムチちゃ~しゅ~あぶらめんは、さにあらず!!
よく考えると、納豆とキムチは相性抜群だし、キムチとお肉(チャーシュー)もいわずもがな、全体的にしっかりまとまってるんですよ♪ 見た目だけじゃなくて、味も良いの、美味しいの♪♪ もうコレね、アートですよ、アート。丼の中で玉手箱の蓋が開いた~って感じ。
メンマとキムチのシャキシャキ食感が良いし、中太との麺もモッチリしていて、しっかり主張しています。辛いキムチが味を主張し過ぎるんじゃないかと思いきや、そうでもなく、納豆がそれを抑えてくれている感じがしました。煮卵がついてきますけど、それプラス、卵黄(50円)を加えても良いかも、なんて感じました。納豆は小粒で麺ともしっかり絡んでくれました。
ふと思ったのは、追加でライスを注文すれば良かったなーって。具を少し残して置いて、麺を食べ終えたところにご飯を投入すれば、納豆キムチチャーシューご飯も満喫できますもんね。

予想外と言っては失礼ですが、予想以上の美味しさ、大当たりでした。
ごちそうさまでした