次世代のブラウザとして注目されている「Brave」、そのメリット・デメリットを紹介します。
Braveブラウザとは?
三連休ですね。皆さん、何されています?
遠出の外出をされる方もいれば、近場で楽しむ方もいらっしゃるかと。
また、自宅に籠ってネット三昧なんて方も少なくないのでは? なんて想像しています。
ところで皆さん、ネット接続時のブラウザって何を使われています。
GoogleのChromeやMicrosoftのEdgeをお使いの方が多いことと思います。
私が使っているのは「Brave」っていうブラウザ。Braveを使い始めてからもうChromeやEdgeには戻れません。
端的にいうと、速くて・安心なブラウザです。
このBraveのメリット・デメリットを解説していきますね。
Braveのメリット
Braveの主なメリットは、
- 不要な広告を表示しないので表示が速い
- プライバシー保護で高い安全性
- 暗号資産(仮想通貨)を稼げる
- 投げ銭(寄付)ができる
の4つ。
不要な広告を表示しないので表示が速い
今やどのサイトを見ても、たーっくさんの広告が表示されていますよね。
例えば検索のYAHOO!。上のスクリーンショットはChromeでアクセスしたときのものですが、右上に大きな四角い広告。中央の列にも真ん中変に広告が入っています。
スクロールして下の方に行くと、さらに別の広告が出てくることもありますよね。
YAHOO!のトップページにBraveでアクセスすると、見事に広告が消えています。
広告表示がない分、ページの表示が速くて快適です。
この動画を見てください。ChromeやSafariと比較して、圧倒的に表示スピードが速いんです。
ニュース・ポータルサイトのように、スポンサー広告の多いサイトですと、如実にその効果が表れます。
使っている実感として、Chromeだとじわじわ~っと表示されるページでも、Braveだとスッと素早く表示されるのは感じます。
またYouTubeでも...
Chromeでは、
最初や途中に動画広告が流れてくること、よくありますよね。
Braveだとそれがありません。快適にYouTube動画を視聴できます。
今、この記事を書いているPCは3年ほど前に購入したもので、当初からBraveを入れて使っていますが、250万以上の広告・トラッカーをブロックして、125GBものデータ使用料、そして1.5日分もの読み込み時間を節約できているんです!!
プライバシー保護で高い安全性
BraveにはBrave Shields(ブレイブシールド)と呼ばれる機能があり、トラッカー、フィンガープリンティング、Cookieなど、ブラウザの使用情報を追跡・収集する仕組みをブロックする仕様になっています。
フィッシングやマルウェアなどの危険なサイトのブロック機能も搭載されていて。高度なセキュリティ機能があります。
とても安全性の高いブラウザだと言えます。
暗号資産(仮想通貨)を稼げる
広告が表示されないBraveですが、他方でBrave自身が目障りでない程度の優しい広告を配信しています。
この広告を表示することで暗号資産(仮想通貨)を稼ぐことができるんです。
ネットサーフィンするだけで暗号資産(仮想通貨)を稼げるって、お得だと思いません???
稼ぐことができるのは、Braveに紐づいて開発されたBAT(Basic Attention Token)という暗号資産(仮想通貨)となります。
- 投げ銭(寄付)ができる
Braveで個人的に面白い・興味深いと感じているのは、貯まったBATを投げ銭として使えること。
つまり、気に入ったホームページの管理者にチップを送る・寄付することができる、ということです。
チップの額は、自分で設定することも可能ですし、サイトの閲覧時間やアクション(アテンション)に応じて毎月、自動的に支援するという機能も付いています。
ちなみにこのサイト「新川崎.jp」も“Brave認証クリエイター”に登録されております。皆様からのご寄付、お待ちしております(って、ちょっと宣伝しちゃった:笑)。
Braveのデメリット
良いことばかりを説明してきましたが、デメリットはないの?って気になりますよね??
私が感じたデメリットは、
- ページレイアウトが崩れる可能性
- アフィリエイト・ポイントサイトには向いていない
こんなところでしょうか。
ページレイアウトが崩れる可能性
メリットのところで触れましたとおり、Braveは不要な広告を表示しません。
で、この広告が表示されなくてスッキリというのをどう捉えるか、ですよね。
私は良いことだと感じていて、こっちの方が見やすくて良いじゃん!って思っているのですが、皆様はいかがでしょうか?
(まだ私は経験したことはないのですが)ひょっとしたら広告枠が表示されなくなることでページ全体のレイアウトが崩れてしまうサイトが存在する、という可能性は否定できません。
アフィリエイト・ポイントサイトには向いていない
まずBraveには広告を表示させない機能があるので、アフィリエイト広告のバナーは表示されません。
アフィリエイトサイトを運営されていらっしゃる方は、注意が必要です。
また、これもメリットの裏返しなのですが、Braveはトラッカー、フィンガープリンティング、Cookieなど、ブラウザの使用情報を追跡・収集する仕組みをブロックする仕様になっています。
つまり、アフィリエイト広告を使用した・ポイントサイト経由でアクセスした、という情報をブロックしてしまうので、アフィリエイトが承認されない・そもそもアフィリエイトの成果としてカウントされないとか、ポイントサイト経由で買い物をしたのに、ポイントが貯まらない、という事象が発生しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Braveのメリットは、
- 不要な広告を表示しないので表示が速い
- プライバシー保護で高い安全性
- 暗号資産(仮想通貨)を稼げる
- 投げ銭(寄付)ができる
対してデメリットは、
- ページレイアウトが崩れる可能性
- アフィリエイト・ポイントサイトには向いていない
私としては、デメリットよりもメリットの方が遥かに大きいので、今ではほぼBraveのみをブラウザとして使用しています。
みなさんも是非、使ってみてください。
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