久しぶりに平日のお休み。川崎駅周辺で用事を済ませ、時計をみると11:20。
ひょっとしたら、あのお店に行けるかも...と、歩いて行ったのが、こちらのお店。
濃厚なんだけど優しい煮干しスープのつけ麺
JR川崎駅東口から歩くこと、10分弱、市電通りの”川崎警察署東側入口”の交差点にあるお店です。
店名は正確には「三三㐂」。ナナの字は、数字の七が3つ並んだものになります。
土日は開店の11:00前から行列ができ初めて途切れない、つけ麺の名店です。
追分町に本店があり、銀柳街やルフロンのフードコートなどにも店舗がある「玉」さんの系列です。
お店の前に到着すると、まだ行列ができていない! しかも、店内には空席あり、ラッキ~♪
店頭にある券売機で食券を購入します。
現金のみで、電子マネーやクレジットカードは使用できません。
店内、厨房を囲むようにL字型のカウンター席が9席程度。
お冷はセルフサービスなので、お店の奥にあるベンダーまで取りに行きましょう。
着席して食券を出すと、麺の量を訊かれます。
並盛(200g)と中盛り(300g)は同額で、大盛りは+100円となります。
今日はお腹が空いているし、堪能するゾ!食べるゾ!と気合を入れてここまで歩いてきたので中盛りでお願いすることに。
冷や盛り、熱盛りの指定もできます。やっぱりこの時期は冷盛でしょ。
目の前で準備しているのが見えるので、待つのは苦ではありません。
待つこと約8分で着丼、いっただっきまーす♪ 店員さんにお願いすれば、紙エプロンも出していただけます。
・特製煮番搾り(1,170円:税込み)
一番搾りはあっさり、煮番搾りが濃厚スープなんだとか。
ここは味を楽しむためには、農工...じゃないや、濃厚の煮番搾りで。
麺は断面が四角い太麺。全粒粉を使用しているので、少し茶色い粒々も見えます。
かなりしっかり締まっていて、弾力・噛み応えのある麺。こりゃ、食べ応えありそう♪
スープは鶏と魚介ベースなのですが、魚介がしっかりで、すこしだけとろみがあるかな。推定粘度3cP。麺にしっかり絡んでくれます。
甘味と旨味のある魚介系スープは、濃厚でもとっても優しいです。くどさは一切、なし。
特製になると、トッピングがチャーシュー増し、味玉、メンマ増し、のり増となります。あと、ナルトも乗ってますね。
チャーシューはスライスされたものではなくて、野菜でいうところの拍子木切りみたいな感じで、直方体。特製は量が多いので堪能できます。
味玉は黄身がぎりぎり流れないくらいの硬さのものでした。仄かに甘さが染み込んだ玉子でした。
テーブルには調味料、胡椒、七無、すりおろし生姜、ニンニク、ゴマ、お酢などありますが、正直、この優しいスープは何も加えないのが良いなって思いました。
最後の方で、いくつか入れてみましたが、ゴマくらいならコクが出て良いかな。生姜やニンニクは主張が強くて、味が尖がりすぎて、せっかくの煮干しの優しさが消えてしまうように感じました。
店員さんに言えば、スープ割りをいただけるようですが、この濃厚スープはそのまま飲めてしまうくらいの優しさです。
↑味と香りが優しいという意味で、熱量まで優しくはないと思います、ハイ。
というワケで、完食!
全粒粉を使ったコシのある麺、濃厚なのに優しい煮干しスープ、十分すぎるくらいの量の特製トッピング、こりゃ、贅沢なランチになりました。
お店を出る頃には、お店の外には5~6人の行列。そりゃ、そーですよね、この絶品つけ麺は、川崎市民なら一度は食べるべき一品...いえ、逸品です!
満腹・満足、ごちそうさまでした。