台風14号が日本を横断、ハザードマップを確認しておきましょう!

洪水浸水想定区域(多摩川水系)|川崎市幸区版 お知らせ・ニュース
洪水浸水想定区域(多摩川水系)|川崎市幸区版

台風14号が福岡県に上陸、そのまま日本列島を東に横断しています。
今日から明日にかけて、関東でも大雨や強い風が予想されています。

強風・豪雨・浸水等に備えてハザードマップを確認しましょう

2019年(令和元年)台風19号が関東地方を通過、多摩川で氾濫が発生しました。

ホント、衝撃的でした。武蔵小杉が浸水して、タワーマンションが被害を受けたのは記憶に新しいところです。
このときは、Twitterのトレンドワードで「多摩川氾濫」が上位にランクインしたくらいでしたもの。

つまり関東地方だって、万が一の大災害なんて話も可能性がゼロではないのです。

台風の影響もそうですし、最近は正にバケツをひっくり返したような、ゲリラ豪雨が増えています。
備えあれば患いなし、何かあったときのための対策はしておくべきでしょう。

平成30年7月28日(土) 9時現在の多摩川

平成30年7月28日(土) 9時現在の多摩川

↑上の写真は平成30年(2018年)7月の多摩川で、緑の河川敷ゴルフコースが綺麗ですよね。

平成28年8月22日(月) の多摩川

平成28年8月22日(月) の多摩川

平成28の8月、台風9号が関東に上陸した際には、大雨の影響で、河川敷のゴルフコースが完全に水没してしまいました。

多摩川河川敷の様子(2019年10月12日 22:15)

多摩川河川敷の様子(2019年10月12日 22:15)

一昨年、2019年(令和元年)の10月の台風19号の際には、ホントにあと少しで川の水が堤防を越えてしまうところでした。
それこそ、千年に一度の雨が降ったら、手前にある、多摩川サイクリングロードの走っている堤防を乗り越えたり、破壊したり...なんてこともあり得るな、って感じずにはいられませんでした。

多摩川が氾濫した際に、幸区周辺でどの地域が浸水するのか、市のハザードマップで一目で分かります。
洪水ハザードマップ(幸区版)(地図面)<PDF>
↑を見てみますと...

洪水浸水想定区域(多摩川水系)|川崎市幸区版

洪水浸水想定区域(多摩川水系)|川崎市幸区版

↑みなさんのご自宅はいかがですか?
いかがですか?も何もないですよね。川崎市は川崎区から幸区から中原区から、程度の大小はあるにせよ、ほぼ全域で浸水してしまうんです。大半の地域が、床下~床上浸水の可能性があるってことです。
危険なのは武蔵小杉だけではない、ってことです。

場所によっては、家屋倒壊等氾濫想定区域(氾濫流)(河川の氾濫が発生した場合に、標準的な木造家屋の流出等の危険性がある区域の目安を示すものです。)に指定されているところもありますね...しかもそれが幸区役所周辺なんですよね。いざというときに対応仕切れるか、若干の不安も発生してしまいます。

新川崎・鹿島田地区で浸水しない白い部分は数カ所しかありません。
夢見ヶ崎動物公園、KBiC(かわさき新産業創造センター)、古市場小学校、御幸公園くらいです。
決壊する場所にもよりますが、これらの場所に逃げたら安全、って頭の片隅に入れておきましょうネ。
↑と言いつつ、そもそも浸水していたら避難場所への道が浸水しているワケですので、危ないなと思ったら、浸水する前の早いタイミングで移動することも考える必要がありそうです。

浸水継続時間(浸水深が0.5m以上となってから最終的に0.5m未満になるまでの時間)を見てみますと...

浸水継続時間(多摩川水系))|川崎市幸区版

浸水継続時間(多摩川水系))|川崎市幸区版

ほとんどの地域は12時間未満で水が引くことがわかりますが、場所によっては4週間未満の色表示になっているところもあり、下手したら一ヶ月近くも水の処理をしなくてはならない可能性もあるってことですね。
また、浸水想定区域では白色で安全だと思っていた夢見ヶ崎動物公園の辺りは、土砂災害警戒区域に指定されており、大雨の際には近寄らない方が良いと言えます。

土砂災害ハザードマップについて<PDF>
こちらのページも、ご参照ください。

浸水と土砂災害、両方の被害を避けることを考えて新川崎・鹿島田周辺で避難するとしたら、KBiC周辺、古市場小学校、御幸公園と言ったところでしょうか。でも、古市場小学校と御幸公園は多摩川の土手沿いなので、多摩川が決壊した場所によっては、近寄れない可能性もあります。

いざというときに逃げる場所は、複数確保して置いた方が良いですね。

また、台風が近づいてくると風雨共に強烈になります。
そんなときには、”逃げない”という選択肢も必要となってくるかもしれません。
つまり、避難所に避難する間に何かしらの災害(および事故等)に巻き込まれる可能性も考えられます。
一昨年の台風19号のときの我が家が正にそうだったのですが、あまりの雨と風の強さに、近くの避難所まで行くりすくと、自宅に残るリスク、両方を考慮しまして、我が家はマンションの5Fということもあり、自宅に残る選択をしました。

状況に応じて、臨機応変に対応する必要があります。

鶴見川が氾濫した際の図や、川崎市の他の区のハザードマップがダウンロードできますし、洪水浸水想定区域図氾濫シミュレーションへのリンクなどがありますので...

多摩川・鶴見川洪水避難地図(洪水ハザードマップ)
↑是非、こちらのページ、一度はご覧ください。非常に参考になりますよ。

台風情報のリンク

台風に関する情報サイトへのリンクを並べておきます。

台風情報 – 日本気象協会 tenki.jp
台風情報【進路予想図】最新の勢力・接近情報 – ウェザーニュース
台風情報 – Yahoo!天気・災害
気象庁|台風経路図

交通各社の運行情報

台風が近づき、風雨が強まると、電車やバスなどに遅延や運休などの影響が出てきます。
念のため、各社の運行情報へのリンク、貼っておきますね。

関東エリアの運行情報:JR東日本
新幹線の運行情報:JR東日本
東海道・山陽新幹線運行状況

運行情報|東急株式会社 – 東急電鉄
小田急線列車運行状況 – 小田急電鉄
鉄道運行情報 | 乗る | 京浜急行電鉄(KEIKYU)
東京メトロ
運行情報|東京都交通局
都バス運行情報サービス | 東京都交通局
市営交通 横浜市

川崎市 市バスナビ
臨港バスナビ
運行情報 – 東急バスナビ
経路・時刻表・運行状況 横浜市

首都高速道路株式会社
ドライバーズサイト | 高速道路・高速情報はNEXCO 中日本
NEXCO 東日本

いざというときの防災法品

台風や地震など、緊急災害時に役立ちそうな防災用品、探してみました。

防災セット

テレビ番組等でもよくやっていますが、できれば3日間くらいの非常用品(水、食料、ティッシュやトイレットペーパーなどの日用品)は常に用意しておいた方が良いと思います。
三日あれば、水道や電気などのライフラインがつながり、他の地域から緊急物資が届くケースが多いそうです。

↑セットになっている防災セットが売られています。

多機能防災ラジオ

ネットが旺盛の時代とは言え、緊急時にラジオは大いに役立ちます。
また、このラジオのように、太陽電池からの充電、手回しの充電ができるタイプは、コンセントが不要というのが大きいですね。
また、ラジオ自体がバッテリー機能を持っているので、iPhone、Androidなどのスマホ充電が可能です(充電するにはケーブルが別途必要です)。

何事もないのが一番なんですが、何があるかわからないのが自然です。
万全の備えをしておきましょう。

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