昨日の武蔵新田・矢口渡探訪のネタ、意外や意外!?アクセス数が多く、嬉しいサプライズでした。
↑実のところ、グルメネタ意外の記事って、アクセス数が減少する傾向にあるのが事実です。
ということで、もう少し、このネタ、引っ張ってみようかなと...(^_^;)
特にキーワードとして多かったのが「新田神社」でしたので、新田神社について調べてみました。
場所は東京都大田区、武蔵新田商店街の中。東急多摩川線武蔵新田駅から徒歩で5分くらいのところにあります。
創祀は正平13年(1358年)、つまり来年で660年にもなる、とても長い歴史のあるお社。
室町幕府の初代征夷大将軍、足利尊氏が死去したのが1358年と言われているので、そう考えると、とてつもない歴史ですね。
正平13年(1358年)、10月10日に卑怯な謀略を図られ、多摩川の矢口の渡しで謀殺された新田義興公。その後、義興公の怨念が「光り物」となって、矢口付近に夜々現われ、往来の人々を悩ましたそうです。そこで義興公の御霊を鎮めるために、村老等によって墳墓が築かれて社祠が建てられて『新田大明神』として広く崇め奉られたのが新田神社の起こりなんだそうです。
境内に入ると、大きなケヤキの木が待ち構えています。
御神木(欅)
当社の樹齢約700年に及ぶ欅は江戸時代の落雷で幹が半分以上裂けましたが、枯れませんでした。
そして昭和20年4月の東京大空襲では境内にも爆弾が落ち、社殿や町もほとんど全焼してしまいました。
その折に、この欅の一部も再び焼失したものの、枯れずに毎年新緑の季節になると青々とした葉を茂らせて、参拝者に憩いの一時を与えています。
また古木上部には、とても珍しい「宿り木(植物)」もついていて、早春、淡黄色の小花も咲きます。
そのため、この御神木に触れると「健康長寿・病気平癒・若返り」の御利益を授かるという古老の言い伝えがあり、現在では「東京の代表的なパワースポット」となっています。
ぜひこの御神木に触れて、その霊気を感じ取ってください。
樹齢約700年ってことは、この神社の歴史と共に歩んできた御神木ってことですね。
実際に触れさせて頂きました。目をつむって御神木に語りかけると、ビビビッと感じるものがありました。神様が、御神木が語りかけて下さったのでしょうね。
そして御神木の奥、御社殿の右手前には、ちょっと気になる石の彫刻が...
よくよく眺めてみますと...
LOVEの文字に!!
新田神社は「運を開き守り、幸せに導く神様」として、古来より信仰されています。それゆえ、緑あふれるこの鎮守の森が大勢の若者たちの集える場所となり、そしてここにおまいりして、写真を撮ったカップルには「幸せ」になってもらいたいという願いを込めて、「多摩川アートラインプロジェクト」の浅葉克己先生が作成された石の彫刻です。
幸せラブラブの「LOVE」の文字が刻み込まれたアート、カップルがお参りしたり、写真を撮ったり...大人気でした。
社殿はシンプルながらも迫力のあるつくり。
【社殿】は昭和20年4月の空襲で全焼してしまいました。そこで明治神宮で仮社殿として立てられていた『本殿および幣殿』を特別に下付していただき、それを昭和35年に復元奉建し、新たに『拝殿』(流れ造)を新築しました。
【神灯】は昭和31年に伊勢神宮より下付されたものです。
明治神宮から下付された社殿、伊勢神宮から下付された神灯ですからね、そりゃ”感じる”ものがある筈です!!
そして社殿の前には、大きな矢のオブジェが立っています。
破魔矢の元祖「矢守」
社殿・御塚の後ろには、昔から決して神域を越えることが無く、雷が鳴るとピチピチと割れたという伝説の「旗竹」があります。
この新田大明神は古来より「運を守り開き、幸せに導く神様」として信仰されており、江戸時代にはエレキテルを製作した平賀源内が、この竹と五色の和紙で「厄除開運・邪気退散」の魔除けの「矢守」を作り、広く御神徳を広めることをすすめました。
これが現在、全国の社寺で初詣などで授与している「破魔矢」の元祖となります。
このオブジェは多摩川アートラインプロジェクトの浅葉克己氏の協力により制作されたものです。
あらま、今や全国どこの神社仏閣に行ってもある破魔矢の元祖は新田神社だったんですね! こんな身近なところにそんな歴史があったなんて、ビックリです。
社殿に向かって左側(LOVEのオブジェと反対側)には絵馬掛けがあります。
さすが縁結びの神様、絵馬もハート型なんですね。
そしてその奥には...
なぜか石の卓球台。
ストリートピンポンの舞台としてだけでなく、近所の人々が集まる場所として愛されることを願って作られた作品です。
毎日無料でラケットをお貸ししますので、社務所に声をかけてください。(午後4時まで)
是非遊びに来て下さい。
希望者が多い場合には「30分交代」でお願い致します。
この卓球台、単にオブジェとして飾ってあるだけでなく、実際に使って遊べるんですね、この遊び心、大好きです!
また、境内には...
お稲荷さんまでありました。こちらも併せてお参りしておきましょうネ。
以前、よく前を通り過ぎていた新田神社さんでしたが、改めて訪問してみると、破魔矢の元祖とか石の卓球台とか、新たな発見がたくさんあって、楽しかったです♪
皆様も是非、行ってみてくださいネ。
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