季節に合わせてネタをチョイス、話のネタも最高のお鮨、否、割烹♪|ふくじゅ

石狩鍋|横浜 鮨 ふくじゅ 周辺情報
石狩鍋|横浜 鮨 ふくじゅ

居心地の良いお店ってリピしたいよね

週末川崎市民!?の管理人です。
毎週は体力的に、そして経済的に厳しいですが、一週間おき...ん-っと、月に1~2回くらいに仙台から関東に戻るようにしています。

赴任して半年が経過しまして、ようやく・少しずつですけど、その文化の違いですとか、なんとなくのものの考え方ですとかを理解できるようになってきて、それを楽しめるようになってきました。

さてさて、その月に1~2回の川崎に戻ったタイミングで横浜へ。買い物やらナニやら、済ませた後はもちろんディナー♪
土曜日ということでキチンと予約して、向かいました先は横浜駅西口、横浜西口一番街の近くにある、こちらのお店。

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8月に一度、お邪魔させていただいているのですが、お料理が美味しかったのと、なんか雰囲気が良かったのと、ご主人のお・も・て・な・しっていうんでしょうか、トークが面白かったので、再訪。

ビル入口の看板|横浜 鮨 ふくじゅ

ビル入口の看板|横浜 鮨 ふくじゅ


やきとり家のすみれさん、クラフトキッチン、メキシカン...いろんな飲食店が入っているグルメなビルの5Fになります。
駐車場はありませんが、ビルの目の前がコインパーキングです。
店舗の入口|横浜 鮨 ふくじゅ

店舗の入口|横浜 鮨 ふくじゅ


この如何にも高級そうな和のテイスト、ドアを開けるのって勇気要りますよね。
ま、2回目なんで初回よりは精神的ハードル低いですけど。
ご主人とカウンター席|横浜 鮨 ふくじゅ

ご主人とカウンター席|横浜 鮨 ふくじゅ


店内、厨房を囲むようにL字型のカウンター席。
ご主人が目の前で握ってくださいます。
個室テーブル席|横浜 鮨 ふくじゅ

個室テーブル席|横浜 鮨 ふくじゅ


奥には4人くらい入れる、個室のテーブル席もあります。

季節のネタも話のネタも最高!

まずは、ビールでカンパーイ♪
と、ドリンクメニューを見て、気になったのがありまして、それをお願いしてみました。

ビールで乾杯♪|横浜 鮨 ふくじゅ

ビールで乾杯♪|横浜 鮨 ふくじゅ


ペローニアストロナズーロ(800円:税込み)
なんとなく名前から想像できますが、イタリアのビール。アルコール分4.5%以上5.5%未満(5.1%)と強めのお酒で辛そうで苦そうな印象ですが、意外や意外、さっぱり爽やか。
キレがよくて飲み込んだ後の感じも爽快で、乾杯にピッタリ♪

一番搾り(800円:税込み)
ビールらしい麦の苦み、それに加えて旨味もコクもあって、麦を強く感じるビールですよね。
上のペローニと比べると、重い感じです。ビールらしいビールを味わうなら、こっち。

刻の一滴(麦焼酎)

刻の一滴(麦)|横浜 鮨 ふくじゅ

刻の一滴(麦)|横浜 鮨 ふくじゅ


“ときのいってき”って、読みます。
前回は刻の一滴の芋の方をいただいたので、今回は麦にしてみました。
麦の方が癖が強いです。まろやかなんですけど、香りが芳醇で飲み終えが後にくる感じが、麦よりも芋の方が、ズンッと重くくる感じがしました。

さーて、予約していたコースが始まります。前回と同じく、こちらのコースをお願いしました。

特上おまかせコース(15,000円:税込み)
大奮発です!

前菜盛り合わせ

前菜盛り合わせ|横浜 鮨 ふくじゅ

前菜盛り合わせ|横浜 鮨 ふくじゅ


右上から時計回りに、生湯葉・鮟肝・ふぐかわ水晶・明太子・いくらのポテトサラダの5品。
あん肝がメチャ滑らかでした。あと美味しかったのが、ポテサラ。ちょっと辛口の味付けになっていてお酒と合うのよ、コレが。

前菜を終えると、お寿司が始まります。
大間の中トロ

中トロ|横浜 鮨 ふくじゅ

中トロ|横浜 鮨 ふくじゅ


口の中でホントにとろけていきます。
歯がいらないんじゃないかってくら、柔らかいです♪

炙り赤エビ

炙り赤海老|横浜 鮨 ふくじゅ

炙り赤海老|横浜 鮨 ふくじゅ


表面を軽く炙っているので、香りが良いです。
肉厚のエビちゃん、食感も良いです。

石狩鍋

石狩鍋|横浜 鮨 ふくじゅ

石狩鍋|横浜 鮨 ふくじゅ


鮭の切り身に春菊、キャベツ、お豆腐、ぶなしめじ、ネギと具沢山。
寒くなってきたこの時期、味噌のお鍋って最高ですね。濃厚なお味噌の中で煮込まれて、ホロホロっと口の中でほぐれる鮭の身、なんとも贅沢な味です。

釣りあじ

釣りあじ|横浜 鮨 ふくじゅ

釣りあじ|横浜 鮨 ふくじゅ


網で獲るんじゃなくて、一本一本、釣り上げて獲った鯵なんだそう。
だからでしょうか、なんか味が濃いです。そして食感も弾力があるっていうか、身が締まっている感じがしました。

ひらめ

ひらめ|横浜 鮨 ふくじゅ

ひらめ|横浜 鮨 ふくじゅ


これも、すごく身が締まってます。歯ごたえありました。
旨味と甘みも感じます、新鮮な証拠ですね。

御造り 盛り合わせ

お造り|横浜 鮨 ふくじゅ

お造り|横浜 鮨 ふくじゅ


天然ブリと大間のマグロのお刺身の盛り合わせ。白い煙はドライアイス、憎いですよねー、こういう演出!
お造り(アップ)|横浜 鮨 ふくじゅ

お造り(アップ)|横浜 鮨 ふくじゅ


ブリはサクッとした食感で、脂が乗っていました。マグロは味がしっかりしつつ、滑らかさもありました。

焼き物

ブリの塩麴焼き|横浜 鮨 ふくじゅ

ブリの塩麴焼き|横浜 鮨 ふくじゅ


ブリの塩麹焼きで、右に添えられているのは、長いものわさび漬け。
ふっくらした食感がたまりません。塩麹の香りも良いアクセントになってくれています。

しらこともずくの菊花酢

しらこともずくの菊花酢|横浜 鮨 ふくじゅ

しらこともずくの菊花酢|横浜 鮨 ふくじゅ


上に乗っている黄色いのは、菊の花。お酢の味も香りも、とてもマイルドでまろやかなので、とても食べやすいです。
しらこのコクを邪魔しないくらいのお酢、非常によくマッチしていました。もずくも、ツルツル~っと胃袋に吸い込まれていきましたよ。

なめことズワイガニの茶碗蒸し

なめことズワイガニの茶碗蒸し|横浜 鮨 ふくじゅ

なめことズワイガニの茶碗蒸し|横浜 鮨 ふくじゅ


蟹の風味がしっかりで、癒されます。なめこのツルツルも、合ってますねー。
お出汁もしっかりと効いた茶碗蒸しでした。

ブリトロ

ブリトロ|横浜 鮨 ふくじゅ

ブリトロ|横浜 鮨 ふくじゅ


なんて表現したら良いのかしら、とにかく脂が乗ってます。
コレだけ強烈に脂を感じるブリ、滅多に食べられない気がします。最初の方に出てきた、鮪の中トロに匹敵するくらいの柔らかさでしたよ!

ヒラメのえんがわ レモンがけ

ヒラメのえんがわ|横浜 鮨 ふくじゅ

ヒラメのえんがわ|横浜 鮨 ふくじゅ


えんがわのコリっとした食感、たまりませんね、癖になりそう。
旨味しっかりで、そこにレモンの風味が加わると、ちょっと洋のテイストも出てくる感じ。

戻り鰹

戻り鰹|横浜 鮨 ふくじゅ

戻り鰹|横浜 鮨 ふくじゅ


春に出回る初ガツオに対して、秋に出回る戻りガツオ。
表面がテカテカしているのがわかると思いますが、すっごく脂が乗っていて味が濃いです。なんて表現したら良いか難しいんですけど、もちっとした食感も最高。

根室産ウニ

根室産うに|横浜 鮨 ふくじゅ

根室産うに|横浜 鮨 ふくじゅ


もうこれね、完全に歯がいらないウニ。口の中で溶けてなくなっちゃいました。
下の上で滑らかに溶けていくんですけど、それでいて、味が濃厚で、コクがあって、至福の一品。

ネギトロごぼうの手巻き寿司

ねぎとろ牛蒡の手巻き寿司|横浜 鮨 ふくじゅ

ねぎとろ牛蒡の手巻き寿司|横浜 鮨 ふくじゅ


目の前で包丁で赤みを叩いてくださいました。って、私、ご主人に持たせて写真撮っちゃいました(苦笑)
ねぎとろ牛蒡の手巻き寿司(アップ)|横浜 鮨 ふくじゅ

ねぎとろ牛蒡の手巻き寿司(アップ)|横浜 鮨 ふくじゅ


よくある、中落とかすき身じゃないから、マグロそのものが味がしっかりで美味しいの。
そして牛蒡の繊維質の食感がね、やわらかいネギトロと対照的で、この食感のコントラストが口の中で良い感じなんですって!

玉子
あー!ゴメンナサイ、写真撮るの、忘れてました、この一品...私としたことがぁ...(汗)
とーっても滑らかで、卵以外にもナニやらいろいろ入っていそう。山芋っぽい滑らかさもありました。少し甘めの味で、スイーツっぽさもあります。

ザーサイのお漬物と大和芋の赤だし

ザーサイのお漬物と山芋の赤だし|横浜 鮨 ふくじゅ

ザーサイのお漬物と山芋の赤だし|横浜 鮨 ふくじゅ


ザーサイはコリっとした食感。味はそれほど塩味が強くなく、食べやすいです。
赤だしは香りも味も濃厚なのですが、大和芋の粘り気とコクが少しマイルドにしてくれています。とーっても優しい赤だしに仕上がっていました。

リンゴと日本酒のシャーベット

りんごと日本酒のシャーベット|横浜 鮨 ふくじゅ

りんごと日本酒のシャーベット|横浜 鮨 ふくじゅ


写真じゃわかりにくいかな、シャーベットに日本酒がかかっているんです。
リンゴの甘みと酸味、それに日本酒のキレがね、とーってもマッチしているんです。
もう、憎たらしいワ、最後の最後にこんなの出して、酔わせてくるなんて、対象も罪な方!(笑)
お茶|横浜 鮨 ふくじゅ

お茶|横浜 鮨 ふくじゅ


いやはやなんとも、飲んで食べて、最高の贅沢ですよ。
一品一品、すっごく丁寧につくられていて、手を抜いていないんです。とーってもお上品。

予約は必須かな

非常に美味しいお料理でしたが、それに加えて素晴らしかった、っていうかメチャ楽しかったのが、ご主人のトークね。
一品ずつ、丁寧に説明してくれますし、さりげなく、お料理の感想とか、訊いてきてくださるの。

私「この中トロ、口の中で溶けちゃいますねー」
ご主人『でしょ♪ 今日のマグロは大間の良いヤツだしネ』
とかいう感じで、こちらのお料理の感想にもしっかりと、しっかりとリアクションしてくださるの。

最高の料理に加えて、トークっていう素敵な調味料が加わってるの、前回に続いてご主人のお・も・て・な・し、に感動!

そんなこんなで、8月にオープンしたばかりですが、かなり人気のようです。
私たち、19時に予約を入れていたのですが『今日は2周り目』とのことでした。16時からの営業ですし、1週目の方が終えられて私たちが入ったって感じなのでしょうね。

予約を入れてから行った方が良いでしょう。

横浜 鮨 ふくじゅ(食べログ)

横浜 鮨 ふくじゅ(一休.com)

食べログや一休.comで予約可能です。
今回紹介した石狩鍋は、11月中旬で終了だそうで、この後は牡蠣と大根のお鍋になるそう。
うわー! コレはコレでメチャ気になるゾ!!

まとめ

【横浜 鮨 ふくじゅ】

  • 横浜駅西口から徒歩約5分。横浜西口一番街の近くのビルの5Fにあるカウンターの鮨店。
  • 丁寧に・丹念につくられた料理はかなりレベル高くて、和の中に少し洋・中のテイストも加わった、アイディアあふれるもの。
  • ご主人のトークも料理の美味しさに、大きくプラス!
  • 人気の名店、予約は必須。

“鮨 ふくじゅ”って店名ですけど、今日のコース、石狩鍋とか鰤の塩麹焼きなんかもメチャウマでした。
もう、”和食 割烹”くらいの店名にした方が良いんじゃないの!?なんて思ってしまう私がいました。
↑あ、誉めてるんですよ、コレ!

ごちそうさまでした。

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