東急池上線の池上駅の改札を出て左へ、目の前にある細い道を左に入って30mほどすすんだところ、1Fにナボナの亀屋万年堂さんの入っているビルの2Fにあるのが...
ビルの脇の階段を上って中に入ると、落ち着いたウッディな雰囲気。
テーブルのボックス席がいくつかありましたが、案内されたのはカウンター席が向かい合ったような形の席(写真右側)。もちろん間には衝立があって、正面の席は見えないようになっています。
ここに二人で隣り合って座るのですが、コレはコレでありですね。正に方をふれあいながら食べるって感じ。
料理やドリンクは、普通の居酒屋さんにあるような、焼き鳥やお刺身盛り合わせなどはもちろん、ちょっと変わったメニューもありました。
・真イカのルイベ(390円:税抜き)
ルイベってのは、北海道の郷土料理。魚介類の料理のことで、冷凍保存した魚を凍ったままで味わうんです。イカだとシャリッとしていて、このシャリシャリ感が不快じゃないんです。回転寿司とかで下手に解凍した魚でもシャリっとしますけど、アレとはまた別の、もっとしっかりした冷凍感。口に入れた瞬間は、冷たくてシャーベットみたいな食感なのですが、次第にトロけていく感じが素敵です。
・氷温熟成鶏もものくわ焼き 岩塩焼き 八丁味噌で(890円:税抜き)
くわ焼きっていうのお肉や野菜を鉄板で焼き上げる料理。アツアツの鉄板で提供してくれます。しかも鶏肉を提供したテーブルの上で切り分けてくれるんです。氷温熟成鶏の柔らかな食感はもちろん特製ダレともよく絡んで、食欲もお酒も進みます。味のレパートリーはいくつかあるのですが、お勧めは八丁味噌。甘辛い味噌が鶏肉にピッタリ♪ もちろん、お酒にも。
そして、かまどかと言えば、釜飯! か・ま・め・し♪
炊きたてのお釜をテーブルに持ってきてくれて、そこから3分蒸らして待ちます。3分はテーブルの上の砂時計で計るのですが、砂がシャーッと落ちている間の、おあずけ感がなんとも食欲をそそるんです。
釜飯には、おだしはもちろん、薬味(わさび、味噌)、ノリもついてきます。
イカのギュッとした食感がたまらないですね。明太子はご飯に合わないわけがないですよね。そしてね、このバターがね、旨さを増長させてくれるんですよ!明太子とバター、最高っすね。
最初はそのまま、次に薬味を付けて、最後にお出汁でお茶漬け。ヒトメシで三度美味しい、ひつまぶしみたいですね。
イカ明太茶漬け、飲んだ後の胃袋にとーっても優しい感じ。そしてね、ご飯も具もすべて食べ終えたあとのお出汁。これをググ~っと行くと、これがまたイカやら明太子やらのエキスがしっかり出ていて、うんま~いの。
満腹・満足、ごちそうさまでした
