小杉の南武線と東横線に挟まれたエリア、ここに数年前にラーメンの名店「はやし田」さんがオープンしていたのは知っていたものの、なかなか行く機会がなく、ようやくの初訪問。安定の美味しさですねー。
昔ながらの小杉にオープン
今や住みたいまちの上位常連、セレブな街の武蔵小杉。
川崎の土地勘をあまりお持ちではない方でしますと、武蔵小杉ってタワーマンションが何棟も立ち並び、高級感漂う街ってイメージされる方が多いかと思います。
でも、地元民からしますと”小杉”ってのは結構ディープな街。
元々は駅前も工場が広がっていたので、安くて美味しくて、そしてチョッピリ怪しげな!?飲食店があっても不思議じゃない街。
特に昔ながらの街並みが比較的残っている、JR南武線と東急東横線で挟まれたエリアはそんな風景がまだまだ残っています。
そんな一角にあるのが「センターロード小杉」で、昔から川崎の労働者たちの胃袋を支えてきたところ。
このセンターロードも、飲食店も昔ながらのお店が閉店して新しいお店が開店するなどして、少しずつ街の風景が変わりつつあります。
そんなセンターロード小杉の北門近くに4年ほど前に開店したのが、こちらのお店。
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はやし田さんと言えば、ラーメンの名店。新宿や池袋のお店は何度か攻略しようとしたものの、行列で断念している私です。
とある平日のディナータイムに行ってみましたら、なんと行列ゼロ、もうね衝動的に入店しちゃいました。ちなみにこの日、ダンナは職場の会食。
店頭の看板メニューを見てみますと、ラーメンは醤油・塩・煮干しとあり、他にもつけ麺やまぜそばも。
店内、厨房を囲むようにL字のカウンター席で、通路を挟んでテーブル席のつくり。今日はお一人様なので、カウンター席へご案内。
この優しさは癒し
まずは入ってすぐ右手にある券売機で食券を購入します。
券売機は現金のみで電子マネーやスマホ決済などは使用できませんので、ご注意くださいね。
着丼まで5分程、カウンター席に貼ってあるこだわりを拝読。うーん、そそられることばっかり書いてもぉ♪
初訪問ということで、オーソドックスな醤油を注文。
・特製醤油らぁ麺(1,150円:税込み)
ちょっぴりの贅沢で、トッピングは言わば全部乗せの特製に。
特製にすると、チャーシュー2種×2枚ずつ・穂先メンマ・味玉が丸々1玉・ネギ。
チャーシューは豚肩ロースと鶏むね肉で、今流行りの低温調理のもの。どちらもしっとりで、味がギュギュッと濃縮されていて、そのまま食べても美味しいんです。
味玉は黄身が完全に固まっていました。
そしてサクッと切れて、みずみずしくて柔らかい触感の穂先メンマ、これも美味しかった~。
麺の硬さなどは特に指定しませんでしたが、適度な弾力感のある麺。
喉越しがよくてツルツル~っと喉から胃袋に吸い込まれていきました。
見た目はかなり濃いめ、焦げ茶色の醤油スープですが、飲んでみるととーっても優しい・飲みやすい味でした。これね、女子受け良いと思いますきっと(って、”女子”という単語が最近、”他人事”になりつつある私:苦笑)。
鶏のお出汁がしっかり出ていて、見た目ほどお醤油の塩味は感じず、むしろマイルドな感じ。
今日はお腹いっぱいだから自粛しましたけど、追加で”鶏茶漬けセット”、頼んだら美味しいと思います。
この優しいスープでいただくお茶漬け、これ、絶対にぜーったいに美味しいと思います。うん、今度はコレ、食べに来よう。
まとめ
【らぁ麺はやし田 武蔵小杉店】
- JR南武線と東急東横線の武蔵小杉駅から徒歩1~2分程度、センターロード小杉北門にある、ラーメンの名店。
- 低温調理のチャーシュー、みずみずしい穂先メンマなどトッピングにも麺にもスープにもこだわる、手抜かりなしのラーメン。
- 鶏ベースのスープはとてもやさしく食べやすく、女性にもお勧めし易いラーメン。
スープ・麺・トッピング、それぞれ単独でも美味しいし、それらがバランスよく仕上がっているんですよ。もうね、芸術ですよ、アート。
ごちそうさまでした。
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