神楽坂のその名も「八海山」という居酒屋さんで会食。美味しい新潟の日本酒がお安い! お料理も美味しい。いやはやなんとも、素敵な時間となりました~♪
新潟のお酒が凄い!
所用で飯田橋へ。ちょうどね、外濠公園の桜なんか奇麗でしたよ。多分、もう一週間早かったら、満開で最高に奇麗だったんだろーな~、なんて思いながら眺めていました。
で、そのままディナー。
予算に余裕があれば、神楽坂の割烹料理屋さんでも入るのですが、きっとメニューには”時価”の文字が並んでいるようなところでしょうし、落ち着いて食べられないでしょうね私には。
ということで二人、向かいましたのは、飯田橋。飯田橋って、JR中央線はもちろんですけど、東京メトロ東西線に南北線に有楽町線、さらには都営地下鉄の大江戸線まで通っていて、便利ですね。
そんな飯田橋駅を降りてすぐ、神楽坂下交差点近くのビルにある、こちらのお店。
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名前のとおりで、新潟の銘酒「八海山」とコラボされている居酒屋さん。
グイッと日本酒、いただきたくなっちゃったワケ。
エレベーターで3Fまで上がって、お店の入口に辿り着きますと、見事なくらいにずらずらずら~っと、日本酒のボトル。お客様のボトルキープでしょうか、はっかいさ~ん!!!って叫びたくなるくらい、八海山銘柄のお酒が奇麗に陳列されていました。
店内、ウッディに統一されていて、とても落ち着いたつくり。
テーブル席が多数なのですが、入口近くに個室の2~4名席があって、今日はそちらへご案内。完全にドアが閉まる形だったので、他のグループや通路を行き来する方などとお互いに見えなくなっていたのが良かったです。
新潟のお酒に新潟料理
八海山とコラボのお店に来たのですから、こりゃ日本酒飲まなきゃ!
今月の源泉地酒なんて素敵なPOPがテーブルに置いてあるワケですよ、そそられるじゃないですか。
あとね、スタッフさんがとても気の利く方でした。
最初に日本酒頼んだときに、『よろしかったら、日本酒のボトルも写真に収めます?』なんて粋な質問。
「ハイ、撮ります!!」
即答しましたよ、私。こういう対応、嬉しいなー。
(あと、時代は変わったなー、なんて思います。昔は料理ですら「写真撮って良いですか?」で嫌な顔されることなどありましたからねー。)
ではでは、日本酒、いっただっきまーす♪
・越乃寒梅 亀田郷 大江山産(半合)(605円:税込み)
越乃寒梅の地元、新潟市亀田郷大江山地区で栽培された「五百万石」を、吟醸酒に匹敵する精米歩合58%まで磨き上げた、冬の限定酒だそうです。
そんな貴重なお酒ながらも、このお値段って素敵すぎます。ぶっちゃけ、生ビールより安い!
すっきり爽やかな味で、香りも穏やかで、食事の邪魔をしないお酒です。
とーっても飲みやすい、正にお食事のお供に最適!
・久保田 千寿(726円:税込み)
久保田もそこそこ...いえ、有名な、そんなに日本酒に詳しくない私ですら知っている銘柄ですから、そんなお酒がやっぱりお安い!
スタッフさんにお聞きしましたら、直接仕入れなどができる関係のようです。
こういうお店きたらね、”とりあえずビール”とか言っちゃだめですね。まずは日本酒。
で、久保田千寿ですが、とても綺麗ですっきりとした淡麗な味わい。仄かに甘みも感じて、飲み込んだ後に喉に残る感じも素敵な香りと余韻。
深いんですよ、味と香りが。あぁ、日本酒って素敵だなーって思える一杯でしたよ。
ではお料理も、いっただっきまーす♪
・お通し(500円:税込み)
本日のお通しは、筍のピリ辛煮。シャキっとした食感が快感ですし、春ですから筍の旬ですよねー。
辛さがあるのでお酒が進んじゃいますね。
・塩茹で茶豆(528円:税込み)
まぁ、普通の枝豆です。温かいのが出てきたのが良かったかな。香りが良かったです。
普通とか言いながら、美味しいから止まらないんですけどネ。
・氷頭なます(748円:税込み)
氷頭ってのは鮭の頭の軟骨を薄切りにし、酢締めにしたもの。軟骨のコリコリっとした食感がたまりません。お酢も強すぎずマイルドで、前菜に最適。
・鮮魚3種盛り(1,738円:税込み)
左下から、タイ・サーモン・ブリの3種。
サーモンとブリがね、みずみずしいワ、脂は乗っているワでメチャウマでしたよ。
・越後豆腐の揚げ出し(748円:税込み)
意外と言っては変な話ですけど薄味で、とーっても優しくて食べやすい揚げ出し豆腐でした。
↑いえね、東北って濃い味系多いんです、寒い地域なので、お蕎麦やおうどんのお出汁もしっかりお醤油やお砂糖が効いていること多いし。
・栃尾上げ(ネギ)ハーフ(638円:税込み)
とーっても分厚い油揚げ。ネギ、納豆、味噌と3種の味があったのですが、一番シンプルなネギで。お醤油かけていただくと、これが不思議なほどに美味しい。そして日本酒に合うの。
そう言えば仙台にも定義山ってところで三角揚げっていう大きな油揚げが名物なんです、ハイ。あ、どーでもいー余談ですね。
・へぎ蕎麦(中)(2,508円:税込み)
越後地方の名物、つなぎに布海苔という海藻を使ったお蕎麦。海藻を使っているから緑色。でも茶そばじゃないんですよー。
へぎ(片木)と呼ばれる杉で作られた容器に盛りつけて提供されるので、へぎ蕎麦っていうんですって。
しっかり締まっていて歯ごたえ良いですし、それでいてのど越しツルツルでした~♪
一口サイズの小さな輪っかに盛られていますが、小サイズだとこれが2列×4玉の8玉で、中だとその倍、大だと3倍とのこと。
えっと、3×6で18...あれ?小の倍よりチョイト多いゾ。なんか得した気分♪ 結構おなかいっぱいなのですが、軽めなので、ツルツルツル~っと胃袋に吸い込まれていきました。
いやはやなんとも、新潟を満喫させていただきました。
スタッフさんも、日本酒のボトルの写真撮らせてくださったりしてなんとも感じ良く、気持ちよく飲食できるお店でしたよ。
まとめ
【越後酒房八海山 神楽坂店】
- JR中央線・東京メトロ東西線・南北線・有楽町線・都営大江戸線の飯田橋駅からすぐ、神楽坂下交差点近くのビルに入っている新潟料理の居酒屋。
- 名前のとおりで新潟の銘酒「八海山」とコラボレーションしている店で、日本酒の取り揃えが多く、季節限定酒など貴重なものも。そして価格もリーズナブル。
- 栃尾揚げやへぎ蕎麦などの新潟の名産を食べることができ、気分はもう新潟!?
実はね、前に溝の口だったでしょうか、似たような名前の居酒屋さんに入ったことがありまして、そのときは大失敗だったんです。お刺身が明らかに冷凍もの、しかも解凍に失敗したようなボソボソ感たっぷりのもので、ガッカリだったんですね。
そんなのも頭の中で思い出しながら、期待も不安も大きな状態で入ってみたら、素敵な日本酒バルでした。
ごちそうさまでした。
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