多摩川の紫色が綺麗です|ナノツーリズム

ナヨクサフジ|かわさき多摩川ふれあいロード 新川崎・鹿島田エリア
ナヨクサフジ|かわさき多摩川ふれあいロード

昨年4月に最初の緊急事態宣言が発出され、ステイホームの時間が長くなりました。
今も東京都などで緊急事態宣言が出ていますし、神奈川県は川崎市や横浜市などで「まん延防止等重点措置」が適用されています。

ステイホームでコロナ太り、しませんでした?
いやホント私ね、最初の緊急事態宣言のとき、一か月で2kg太ったんですよ(汗)
仕事はテレワークだし、買い物も回数を減らすよう頑張ったので、結果として家にいる時間が長くなりまして...
さすがにヤバイ!と思って始めたのが、ウォーキング。我が家から多摩川まで、それほど遠くないので、朝晩どちらかに、堤防の上の多摩川サイクリングコース(かわさき多摩川ふれあいロード)を歩いています。ガス橋・多摩川大橋をウロついていますので、見かけたらお声がけくださいネ。

季節によって景色が変わるのが楽しい

このウォーキング、辛いだけかと思っていたのですが、最近、メチャ楽しいんですよ。
春になって風も暖かくなってきました。また、春先から、堤防やら近所の公園やらに、いろんな花が咲きだすんですよね。
咲く花は季節によって変わるので、毎月...いえ、毎週のように景色が変わっていくんです。

今朝もウォーキングで、川崎リバーサイドパークゴルフ場の辺りを歩いておりますと、堤防の草の色に紫が目立つのを感じました。

堤防の白い花・紫の花|かわさき多摩川ふれあいロード

堤防の白い花・紫の花|かわさき多摩川ふれあいロード

というワケで、そのままかわさき多摩川ふれあいロードを多摩川大橋まだ歩き、帰路は堤防の下の道を歩いてみることに。

堤防のシロツメクサ・ムラサキツメクサ|かわさき多摩川ふれあいロード

堤防のシロツメクサ・ムラサキツメクサ|かわさき多摩川ふれあいロード

なるほど、確かに紫の花がいろいろ咲いている。
植物についてはあまり知識がないので、帰宅してから調べてみました。

ムラサキツメクサ


シロツメクサみたいな紫色の花がある、と思ったら、その名も「ムラサキツメクサ」って言うそうです。
アカツメクサという別名もあるそう。

クローバーって呼ばれているシロツメクサ同様、花の下には3枚の葉が付いています。シロツメクサよりも、ちょっと尖がった形かな。
あと、花の大きさもそうですし、全体的にムラサキツメクサの方がシロツメクサより大きいんです。シロツメクサを二回りくらい巨大化させて花を紫にしたのがムラサキツメクサ、そんな感じ。
5月~9月に咲く花というこちで、正に今が綺麗な季節。

ちなみにシロツメクサを漢字で書くと”白詰草”、ムラサキツメクサは”紫詰草”って書くって知ってました?
これらの植物を乾燥させたものがオランダから長崎・出島に運ばれてきたギヤマン(ガラス容器)の詰め物(緩衝材)として使われていたのが名前の由来なんですって。
ひゃー、なるほどー、豆知識ですね。飲み会のネタに使えるかな?!?

クサフジ

ナヨクサフジ|かわさき多摩川ふれあいロード

藤(フジ)の花に似た、紫色の花...と思ったら、これはクサフジという、名前の話。
マメ科の植物ということで、やはり藤と同じ科、言ってみれば親戚みたいなものですね。

藤は上から下に垂れ下がっていますけど、クサフジは上向きに立ち上がって生えています。
この仲間にナヨクサフジといのがあって、漢字で書くと弱草藤。なよなよした弱い草の藤...文字だけ見ると、そう思えそうですが、実はかなり繁殖力が強くて、全然弱くないそうです。

クサフジも5月~9月に咲く花ということで、今なら結構、強めの紫色を見ることができますよ。

ハマダイコン

ハマダイコン|かわさき多摩川ふれあいロード

ハマダイコン|かわさき多摩川ふれあいロード

白い花びらの中に、薄く綺麗な紫が入った花。調べてみますと、ハマダイコンっていう名前だそう。
名前のとおり、大根の仲間なんですって。でも、根はあまり太くはならないそうです。

この花は3月下旬~6月に咲く花とのこと。
確かに言われてみると、4月くらいに菜の花の黄色と、ハマダイコンの白い花が綺麗に咲き誇っていました。

紫の花|かわさき多摩川ふれあいロード

紫の花|かわさき多摩川ふれあいロード


えっと、こんな紫の花も...名前はわかりませんでした。すみません、ご存じの方、いらしたら教えてください。

ご近所観光・ナノツーリズム

私ね、今の場所に10年くらい住んでいるのですが、これだけ多摩川の野生植物について調べたのって、初めてでした。
っていうか、多摩川に生えている草(って言ったら紹介した花たちに失礼かも知れませんが:苦笑)のこと、意識したのって、コロナ禍になってからですよ。

幸か不幸か遠出の外出ができなくなり、最初は仕方なく始めたご近所観光でしたけど、これがなかなかどうして、メチャクチャ楽しいんですよ。

「あー、こんな花、こないだは咲いていなかった!」とか
「こんなところに菜の花が沢山咲いてる」とか、今まで意識してなかったところに気付きがあることが、とーっても嬉しいんです。

花だけじゃなくて、多摩川にいくと、スズメやハト、カラスはもちろんですが、この時期ならツバメもいればムクドリもいます。

もっというと、近所や駅前の商店街を歩いてみて、新たな発見・再認識がありましたよ。
このお店の海鮮丼、メチャ美味いやん!とか、初めて利用した化粧品店のポイント還元率がメチャ高かったとかネ。

コロナ禍でもできること、コロナ禍だからこそできること、それが「ナノツーリズム」。
改めて地元を歩いてみると、楽しいものですよ。

コメント

  1. 味歩 より:

    お花の名前、ウチにあるお花の本で見てみたよ。

    あかばなゆうげしょう かな、と思いました。

    ナノツーリズム、いいネーミングだね!
    私も大好きです。多摩川で「水」と「緑」を見ると、癒されるよね~~。

    • ともこ より:

      うわー!味歩ちゃん、こんにちは~。レスポンス、ありがとう!!!☺
      そしてお花の名前もありがとう。あかばねゆうげしょう、でネット検索してみたら、確かに同じ🌸花だったよ♪ 単に ゆうげしょう っていうこともあるみたい。漢字で書くと赤花夕化粧、なんだか洒落た名前だねー。

      星野リゾートさんがマイクロツーリズムとか言ってたから、それよりももっと身近なご近所観光ってことで、ナノツーリズム♪ この言葉を流行らせたいな、なんて地味な活動しています。
      そうなのよ、多摩川で水と緑、そして色とりどりの花をみるとね、ホント癒されるよね~~♪

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