
時間があると行きたくなっちゃうんですよねー。だって自宅のお風呂だと膝を曲げないと入れないから、思いっきり足を伸ばして入れる温浴施設って、すっごい気持ち良いんだもん。
あとサウナで汗流すとスッキリするしね。
と言うことで今回、訪問しましたのは、JR南武線で鹿島田の隣、矢向駅近くにあるのが...
縄文天然温泉 志楽の湯
こんなところに天然温泉が!?って思うくらい、住宅街のど真ん中にあります。矢向駅からの道も、マンションや保育園があり、何も知らなかったら、まさか温泉があるなんて夢にも思わないような場所。
矢向駅から徒歩で5~6分程度。川崎市幸区の区役所・市民会館・図書館からも歩いて10分弱くらいです。
住宅街の中に突然あらわれる生け垣に囲まれた駐車場。その奥にあるのが...
木造の佇まい。都会の喧噪を忘れさせてくれる隠れ家って感じ。
下駄箱に靴を入れ、フロントで入館料を支払います。
平日は大人(中学生以上)が880円、子供は530円(税込み)。
土日祝日は大人が1,030円、子供は710円です。
いずれも、タオルや館内着は含まれませんので、自宅からタオルを持参するか、タオルセットのレンタル(210円:税込み)を利用しましょう。
館内の通路もなんだか素朴なつくりで、田舎町の民宿か民家に遊びに来たような感じ。
川崎の街中にいることは完全に忘れさせてくれますね。
通路を抜けて左手に女湯、右手が男湯となっています。
ドアを開けて脱衣場に入ると、これまた木造のロッカー。平成の世であることも忘れちゃいそうなくらいのウッディなつくり。
ロッカーは100円必要ですが、使用後に返却されます。駅のコインロッカーくらいの大きさがあるので、小さめのキャリーバッグくらいなら、そのまま入りますヨ。
服を脱いでいざ、浴室へ!
洗い場はあえてついたてを設けないようにして、洗い場のコミュニケーションを楽しめる開放的な雰囲気にしているとのこと。天井が高くて外の光も入りやすい構造になっているので、明るくて、ホントに開放感のあるつくりです。
なんでも、九州・熊本の黒川温泉を復活させた後藤哲也氏の指導の下でつくられたそうで、各所にこだわりが感じらレます。
洗い場を抜け、まず左手に目に飛び込んでくるのが大きな木製の円形のお風呂。実際に味噌づくりとして120年前につくられ使用されていた「信州タケヤみそ」の樽を味噌樽風呂として再び蘇らせました。
右側には大きな蔵石風呂。思いっきり足を伸ばせて、空いてたら泳げちゃうくらい。女湯には、その一角に黒川温泉新明館の赤石つかって浴槽を勾玉の形にした「勾玉風呂」も。エネルギーの象徴と古代からあがめられている勾玉のパワーが身体に浸透しそう! 勾玉湯は女湯だけで、男湯には大きな木の柱のある、御柱風呂があるそうです。
そして女湯には海底洞窟蒸し風呂(ミストサウナ)も。海底の洞窟や縄文時代をなぞったデザインで優しい入り心地。ミスとの力で美肌効果もありそう。
男湯にはドライサウナがあります。
もちろん、露天風呂もあります。縄文遺跡が多く縄文の里と呼ばれる火山帯域の八ヶ岳から火山岩の安山岩を運んで組んだ湯船なんだそうです。湯船の底にも石があるので転ばないよう、注意してくださいね。大きな石がベンチや背もたれ代わりになって、半身浴にも寝湯にも...空いてたらですけどね、いろんな姿勢でくつろげます。
そうそう、こんな矢向の住宅街の中にありながら、志楽の湯は地下1,300m以上の深さから湧きだす自家源泉100%の天然温泉なんです。
泉質はナトリウム塩化物強塩温泉で、温泉成分の濃度が高い、高張性であることが特徴なんだそうです。
身体はポカポカ、血行もよくなったし、勾玉のパワーも頂いて、パワーアップして!?温泉を後にした私です。
皆さんも是非、行ってみてくださいね。
温浴施設の総合サイト、ぽかなび に行けば、入館料100円引きのクーポンがあるので、印刷して持参しましょう。
志楽の湯クーポン券|ぽかなび.jp
↑こちらをクリック♪
お食事処や宿泊施設もありますし、無料の駐車場もあるので、遠方の方も是非どうぞ。