旧東海道沿い、歴史のある和菓子店
仙台と関東を行き来している私。
金曜日の夜に夜行バスに乗り関東へ、土日を川崎で過ごして日曜日の夕方に仙台へ戻る、こんな生活を続けています。
そんな仙台に戻る日、大事な方とお会いするのでお土産を購入することに。
いつもなら川崎駅西口のラゾーナ川崎、川崎駅ビルのアトレ川崎、川崎駅東口に広がる地下街のアゼリアで購入するのですが、そう言えば!と思い出して向かったのが、こちらのお店。
旧東海道の小路にある、和菓子屋さんです。
大正二年創業とのことで、110年近くも川崎の地で和菓子をつくって・売ってくださっているなんて、川崎の生き字引みたい。工業の街、川崎の発展の様子を見守ってきてくださったお店ですね。
店内、和菓子・焼き菓子が奇麗に並べられています。広い分、品揃えはアゼリアのお店よりも多いように感じました。
テイクアウトはもちろんですが、イートインスペースもあります。
お茶などいただきながら川崎名物の和菓子、良いじゃないですか~。
川崎土産に是非どうぞ♪
さてさて、今日の私はテイクアウト。
お土産はもちろんですけど、せっかくここまで来たのですから、自分でも食べたい!ということで少々、自分用にも購入♪
持ち帰りの紙袋に入れてくださいました。
和菓子は紙に包んでくださいましたよ。
私がよくお土産として利用しているのは、かわっぴら餅。
名前に”かわ”が入っているから、川崎って覚えて貰いやすいかな、っていうのと、その見た目のインパクトもあって。
粒あんを包んだお餅を薄~くのばして、両面をこんがりと焼きあげています。
(多分)川崎で平べったいお餅だから、その名も「かわっぴら餅」。
・かわっぴら餅(よもぎ餅)(150円:税込み)
緑色はよもぎ餅で、この香りが良いのです。この薄さでしっかりお餅の食感あるし、びよーんと延びる感じもあります。
甘さ控えめの粒あん、大人の味ですね。
・かわっぴら餅(醤油餅)(150円:税込み)
こしあんの入ったお餅を薄~く延ばして、焼いています。
お餅は醤油餅で、このチョッピリの塩味、餡子と全く喧嘩していないし、むしろ良くマッチしていて、なんともお上品。
よもぎと醤油、粒あんとこしあん、あなたはどちら派?
私は、よもぎ派で粒あん派、だから緑色のよもぎ餅の方が好み。ま、これは人それぞれだと思いますが。
・栗まんじゅう(230円:税込み)
ずっしり重い、おまんじゅう。
それもそのはず、中には餡子がたっぷり密充填。空隙率低いです(って理系表現ですネ:笑)。
白あんの中に刻んだ栗も入っていて、口の中に広がる栗の香りが心地よいです。
甘さはそれほど強くなく、栗の味と香りを堪能できるおまんじゅう。
生地はしっとり系で、食べやすいタイプのものでした。
・福分ひょうたんサブレー(12枚入1,100円:税込み)
「ひょうたん三つで三拍子、ひょうたん六つで無病息災」なんだそうです。
プレーンとココアの二つの味が6枚ずつ入っています。
開けてみると、こんな感じ。
プレーンは、ちょっとしっとり感もある、やわらかさを感じるサブレでした。
ココア味、香りが良いですね。私は、コッチの方が好きかな。
栗饅頭も、ひょうたんサブレも、丁寧に作られていて美味しいんだけど、かわっぴら餅に比べると、ちょっとインパクト弱いかな。
↑あくまでお土産として考えた場合の話しです、悪しからず。
東京ばな奈とか鳩サブレーとか、メジャーなお土産に埋もれないような、「川崎のお土産」って覚えて貰うには、見た目のインパクト、大事ですしネ。
妙なところにこだわってしまう私がいます。ま、受け取る側はそこまで考えていないんでしょうけれど(苦笑)
JR川崎駅からですと、10分くらいでしょうか、歩きますけど、歩く価値ありますヨ。
ごちそうさまでした。
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