カップ麺にもなった川崎のソウルフード
なんだかんだで10年以上住んだ...今も1/4くらい住んでいる川崎の街。
なんともディープな街なんですよ、工場の街・労働者の街なので。
お昼休みに会社の外に出て定食屋さんに入って、「お昼?お酒?」なんて訊かれる街、そんなにないんじゃないかしら(苦笑)
そんな川崎のソウルフードとでもいうべき存在が、元祖ニュータンタンメン本舗のニュータンタンメン。
“たんたんめん”と言うと、辛みが効いて挽肉やザーサイが乗った「担々麺」が一般的ですけど、一部の川崎市民は、このニュータンタンメンのことを指す、なんて話も聞きました。あ、私はまだそのレベルに達していません(笑)
辛味が効いているのは同じなのですが、唐辛子だけでなくてニンニクも効いているんです。
全国ネットのテレビやグルメ雑誌に取り上げられることもあり、少しずつ知名度は上がっているようです。
あ、そうそう、今私が住んでいる仙台にも店舗があるんですよ!
上の写真は、正に仙台は長町の店舗で食べたときのもの。
カップ麺にもなっています。
結構、忠実に辛さとニンニク、再現されていました。
カップ麺には、ニュータンタンメンと汁なし(まぜそば)の”まぜタン”の二種類がありました。

ソース焼きそばの袋に入った調味料やかやくが、唐辛子、玉子、ニンニクになったって感じのヤツ。
まぁ、そこそこ美味しいのですが、実のところ私、まぜタンの本物を食べたことがないのです。
だから、このカップ麺が本物に近いのかどうか、わからない! こりゃ本物を食べてみたい!!
でも、まぜタンは店舗限定のメニューのようで、仙台長町店では扱っていない。
そして、私の川崎の本拠地、鹿島田店でも置いてない...
ということで、グルメサイトなど検索して、”確実にまぜタンが食べられるお店”をリサーチ!
向かいました先は川崎駅東口、ビジネスホテルの相鉄フレッサインの裏手にあるのが、こちらのお店。
加藤ビル133の2Fにあるお店です。
入口は、こんな感じ。
なるほど、確かにニュータンタンのまぜそばだー!
店内、入って左手に壁や窓に向いたお一人様席。
右手にはテーブル席もありました。
元祖ニュータンタンメン本舗の系列で、店名に”酒場”とあるように、おつまみ充実のお店です。
枝豆、キムチ、チャーシュー、手羽先、串揚げ...あー、ホントなら夜に来てビールと一緒にラーメンとおつまみ、いただきたかったナー。
今日は迷いはありません、そもそもが、”まぜタン”食べに来たんですから。
サイドメニューも一品、頼んじゃいました。
早速、いっただっきまーす♪
・まぜタン(880円:税込み)
麺の上にはモヤシ、ネギ、そしてニュータンタンと言えばコレ!の赤いヤツ。
赤の中身はもちろん、ニンニク、唐辛子、ふわっと玉子。
まぜそばですので、思いっきりまぜまぜしてみましょう。
あー、ニンニクの香りがふわーっと上がってきますね。香りの中には、唐辛子の辛さも感じます。
確かにニンニクも唐辛子も効いているんですけど、スープじゃない分、ニュータンタンメンと比べると、やっぱりちょっぴり優しい感じ。
この優しさをどう捉えるか...悩ましいです。ポジティブに言えば、「食べやすい」です。
ただ、ニュータンタンメンに優しさ・食べやすさを求めるか?ってふと考えると、答えはNoじゃないかなー。
つまり、ニュータンタンメンに比べて物足りない感がある...
なんかこう、もうちょっとガツンッと来ても良いんじゃないかなー、なんて物足りなさ!?みたいのも感じてしまうんです。
あ、もちろん美味しいんですよ! 普通に美味しい、まぜそば。
ただ、あくまでニュータンタンメンのお店で、と考えたときに、この優しさってどうなんだろ?と考えずにはいられない私がいました。
ま、いつもガツンッと来るのばっかりっていうのも疲れるし、たまにはこんなチョット優しいのがあっても良いのかなー、なんて思いました。
選択肢を広げるって意味でこのメニュー、店舗限定じゃなくて全店舗展開しても良いんじゃないかなー。
・半餃子(3ヶ)(280円:税込み)
薄めながらも、ムチッとした皮。良い食感です。
餡はふわっと包まれていました。仄かに甘さもあって美味しい餃子♪
ハイ、完食!
まぜタン食べたら、またニュータンタンメンの方も食べたくなっちゃった。こりゃ長町に行って、ビール飲みながらラーメンすするしかないかな(笑)
あ、そうそう楽天を探してみたら、まぜタン、売ってました。下のリンクをタップしてみてくださいね。
ごちそうさまでした。
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