メチャ温かい一日でしたよね。
先程、天気予報で「今日は5月上旬並みの暖かさ」なんて言ってました。
多摩川沿いにある都会のオアシス
新型コロナウィルス感染症の影響で、ステイホームが長くなりました。
昨年4月に緊急事態宣言が発令されて、運動不足の快勝と気分転換を兼ねて、私、朝夕にウォーキング・軽くジョギングするようにしたんです。
そのコースというのが多摩川のガス橋から多摩川大橋にかけてのエリア。
多摩川って堤防の上がウォーキング・ジョギング・サイクリングコースになっていて、幅も広くて、歩くのにも走るのにも、快適なんです。
それに何より、住宅地を歩く・走るよりも、多摩川の自然を見ながらって気持ち良いですよね。季節によって景色が変わるのも楽しいです。
そんなウォーキングに今日も行ってきたのですが、多摩川大橋のたもとのこちらでチョイと寄り道。
御幸公園
JR南武線の鹿島田駅からですと、歩いて25分くらい。ちょっとありますが、商店街を抜けて多摩川に出るルートなら、歩いていて楽しいですよ。
多摩川の反対側、大田区側からですと、東急多摩川線の矢口渡駅からなら歩いて20分くらいです。
公共の交通機関を使いますと、川崎駅ラゾーナ広場から川崎市バスの川73・川74・川75系統(上平間行きor小杉駅行き)、東急バスの反01(五反田駅行き)に乗り、「御幸公園前」で下車すれば、目の前です。
多摩川の隣ですし、結構な広さもあって、私みたいにウォーキング・ジョギングする方、ペットを連れて散歩される方などが出入りして、一年を通じて人でにぎわう公園です。
と言いつつ、この一年はコロナでかなり人の入りが減りましたけどね...。
都会の喧騒から離れて気分転換するのは、とっても良い場所。言って見れば、都会のオアシスです。
梅が見ごろになりつつあります
この公園やその周辺、小向一帯は、明治時代に梅の名所として有名になり、観梅のため明治天皇が行幸(御幸)された歴史があるんだそうです。公園には記念碑も立っています。
「御幸」や「幸区」の名称は、このことに由来しているんです。
川崎市・幸区では、地域の歴史を継承して、梅林を整備して梅の名所としての復活を目指して、地域の魅力向上を図る取組を「御幸公園梅香(うめかおる)事業」として進めています。
多数の梅の木が植樹されて、正に今の時期、2月の半ばから3月にかけては、梅が見ごろ、と~っても綺麗ですよ。
こんな感じの広い芝生の広場があり、その隣にあるのが、梅の樹のエリア。
いつもはロープが張られていて、中の木々は周囲の通路からしか見ることができないのですが、今の時期は「観梅会」と称して、中に入って、梅の木を近くで観ることができるんです。
なんでも、御幸公園には大小さまざまな梅が24種208本もあるんですって!
この白い花は「白加賀」という名前なんだそう(ちゃんと名札が付いているのが嬉しいです)。
スマホで調べてみると、この種は花を楽しむというよりは、実の採取を目的とする実梅(みうめ)なのだそうですが、充分に綺麗な白いお花ですよね。
これは鑑賞目的の花梅(はなうめ)の「鹿児島紅」という種類。
とっても鮮やかな赤色ですね、今日は天気が良かったので、快晴の青空とのコントラストも素敵です。
こんなピンク色の花も咲いていました。これは確認中という名前の梅...ん!?違うか。種類を確認中なのですね
なんか桜っぽい感じもする花ですね。
白あり紅ありピンクあり、綺麗な梅がたーっくさんの御幸公園。
さすがにコロナでお座敷を広げてのお花見などはできませんが、綺麗に咲き誇った木々の間を歩くだけでも、だいぶ気分が良くなりますよ。
皆さんも是非、行かれてみてはいかがでしょうか?
「観梅会」は3月7日(日)までです。
川崎市幸区:令和2年度御幸公園「観梅会」を開催します!
詳しくは、こちらのページをご覧ください。
コメント