京急川崎駅近くの隠れ家トンカツ店
とある週末、例によって!?仙台から川崎に移動して駅を降り立った私。
朝、軽く家の片付けやらナニやらしてから家を出て新幹線で移動すると、ちょうどランチタイムなんです、川崎駅に着くのが。
せっかくだからまだ行ったことのない、未開拓のお店に行きたい!と、スマホ検索。
京急川崎駅から徒歩1~2分、西口近くのミニストップの入っているビルにあるのが、こちらのお店。
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言わずと知れた、とんかつ店です。JR川崎駅からでも、歩いて5分くらいです。
八丁畷の方には「とんかつ六」って似たような...否、”とんかつ ろく”っていう読み方が全く同じ読み方のお店がありますけど、調べてみると同じ系列だそうです。
なんて呼び分けるんだろ?漢字ろくとカタカナろく??
まずは、入ってすぐ左手にある券売機で食券を購入します。
便利なことに、クレジットカード(Master, JCB, VISA, AMEX, Dinners, DISCOVER)、電子マネー(Suicaなどの交通系, iD, QUICPay, WAON, nanaco)、QRコード決済(PayPay, d払い, LINE Pay, メルPayなど)と多岐にわたるキャッシュレス決済に対応してくれています。
値段は高いが、それ以上にレベルが高い
さすがは、六さんの系列のロクさん(うーん、ややこしいゾ:笑)、1,500~2,000円程度の出費は覚悟しておいてくださいね。
トンカツに用いる豚の種類は、ハーブ三元豚・SPF[十和田湖高原ポーク桃豚]・幻の豚[Tokyo X]の3種類。
唯一、見たことも聞いたこともなかったのが、十和田湖高原ポーク桃豚。きっと秋田の十和田湖の近くなのでしょうね、名前からして。東北応援!という意味合いも込めで、コレをチョイス。
SPFってのは、Specific Pathogen Free(特定の病原菌を持たない)清浄豚って意味なんだそうです。
白い衣にピンクのヒレ肉、もうアートだね
店内、厨房と壁に沿って3席ずつのカウンター席。
そして中央に4人掛けのテーブル席で、計10席とそれほど大きくはないつくりですね。
丁寧に料理して提供しようとすると、このくらいの大きさになるのでしょう。
オーダーが通りますとスタッフさんから「低温調理なので、15分程、お時間かかります」の一言。
あらま、トンカツって、揚げるだけでササッと出てくるメニューのイメージあったから、意外。でも今日は時間はいくらでもあるので、大丈夫!
で、ホントに15分かかって提供されました。
・SPF 十和田湖高原ポーク桃豚 ヒレ2枚盛り 120g(1,800円:税込み)
とんかつにキャベツの千切りが添えられていて、豚汁とご飯の定食。まぁ、よくあるトンカツ定食で、お味噌汁が豚汁になっている分、ちょっぴり豪華かな。
そうそう、ご飯・豚汁・キャベツのお替り自由です。
低温調理だからでしょうか、衣がキツネ色ではなくて、白いというか、クリーム色に近いですね。
そしてこのお肉の色、見事なまでのピンク...じゃなかった、桃色の豚肉。
厚いお肉ですが、やわらかくて、旨味が濃いです。仄かに甘さも感じるくらいの、とーってもお上品なお肉でした。
ヒレなので脂っこくなくて、とても食べやすいです。衣もサクッと揚がっていて、ヘビー感ありませんでした。
色と言い、食感と言い、味と言い、もうアートですよ、アート。
低温で揚げているので、お肉のたんぱく質を壊し過ぎないってことなのでしょう。
席には調味料がいろいろ。ソースに醤油、そしてトンカツにつけるお塩も長崎産藻塩・アンデス産紅塩・フランス産岩塩と3つもあって、確かにそれぞれ微妙に味が違うんです。
面白いというか斬新だったのはオリーブオイル。油で揚げたトンカツを油で食べるって、しつこそうなイメージしてしまいません? ところがどっこい、これが不思議と食べやすいんです。オリーブオイルの香りとお肉の香りと味、とーってもマッチしていました。うん、やっぱりこれはアートだ!
ご飯は硬めの炊き上がり。
豚汁は、どちらかというと優しい味付け。
ドラえもん、使えます
実は私がこちらのお店を選んだのは、「ドラえもん」こと川崎じもと応援券が使えるから。
じもと応援券利用の場合は、券売機で食券購入ではなくて、スタッフさんに直接声をかけてくださいね。
もうすぐ、12月末で川崎じもと応援券の利用期間が終了してしまいます。皆さんもご自身の残高確認、お忘れなく。
使えるお店を探す|2022川崎じもと応援券(第3弾)
↑こちらから使えるお店を確認して、使い切っちゃいましょー!
まとめ
【とんかつロク】
- 京急川崎駅西口近く、ビルの1Fに入っているトンカツ店。
- 支払いには各種キャッシュレス決済対応、川崎じもと応援券も利用可能(その際はスタッフさんに直接お声掛け)
- 低温調理のトンカツは提供に時間はかかるが、豚肉本来のコクや旨味・甘みを損なわずに調理されていて絶品。
いやはやなんとも、芸術作品のトンカツ、値段は高いですけど、それ相応、いえそれ以上の美味しさと感動がありましたよ!
ごちそうさまでした。
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