今年は二回、土用の丑の日
本日、7月23日(土)は土用の丑の日ですね。土曜日で土用の丑の日ってのも、なんだか不思議なめぐり合わせ。
そもそも土用の丑の日ってのは、「土用」とは五行思想(火・水・木・金・土)に基づく季節の変わり目を意味する雑節(ざっせつ)のことで、四季の四立(立春、立夏、立秋、立冬)の直前の約18日間を指すんだそうです。で、その18日間の中で、十二支が丑の日の日だから、土用の丑の日。
十二支はその名のとおり12種類、そして期間が18日なので、年によって土用の丑の日は1回だったり2回だったりするワケです。
今年は今日に加えて、8月4日(木)にもあります、1つの土用の期間で1回目にやってくる丑の日を「一の丑」、2回目を「二の丑」っていうそうです。
立春、立夏、立秋、立冬の4回、土用があるってことは、実は土用の丑の日って四季それぞれにあるんです。
でも夏の土用丑のことを、単に「土用の丑の日」っていうことが一般的ですね。
春の土用には、「い」が付く食べ物や「白い」食べ物を、夏の土用は「う」の付く食べ物や「黒い」食べ物を、秋の土用は「た」の付く食べ物や「青い」食べ物を、冬の土用は「ひ」の付く食べ物や「赤い」食べ物を食べると良いと昔から言われています。「土用の食い養生」っていうんですって。
だから夏場には、「う」のつくうなぎを食べるのが良いですね。
勝手にランキング、牛丼屋さんの鰻丼
土用の丑の日に先駆けて私、吉野家・松屋・すき家の牛丼チェーンの御三家でうな丼メニューをいただいてきました。
それぞれ単独で記事にしてアップしていますが、勝手に3つをランキング付しちゃいますね。
比較するために、下の条件を合わせました。
- 鰻は二枚盛り
- 何かしらのお味噌汁付き
- お新香付き
このランキングは、管理人の主観100%によるものですので、公平・公正さには欠けるかもしれません!?のでご容赦ください。
第1位:松屋「ひつまぶし風うな丼Wお茶漬けセット」
3位から発表すべきか、1位から発表すべきか悩みましたが、どうせ主観的な話だし、1位から出しちゃいまーす。
栄えある第1位は松屋さん。
・ひつまぶし風うな丼Wお茶漬けセット(1,580円:税込み)
うな丼・みそ汁・キャベツのお新香・薬味・昆布茶・山椒の豪華なセットです。
まずはそのまま、大きな鰻を鰻丼としていただきます。
次に薬味を加えて、味変。
そして最後に昆布茶を加えて、お茶漬けにしていただくという、一飯で3回美味しい鰻丼セット。
ウナギは大きくて、また分厚くてふっくら。
その鰻のお茶漬けは、とーっても優しくて食べやすいのです。
かなりボリュームある料理ですが、ツルツル~っと胃袋に流し込めてしまう、夏バテ対策にピッタリのメニュー。
第2位:吉野家「鰻重みそ汁セット(二枚盛り)」
僅差の2位は、吉野家さん。
・鰻重みそ汁セット(二枚盛り)(1,886円:税込み)
とにかくすごいのは、鰻の大きさ!
昨年までは鰻の隙間からご飯が見えていたのですが、今年のは鰻でご飯が完全に隠れています。
しかもこれ、二枚が重なっているんですよね。
そしてこの吉野家さんのも、分厚くてふわっふわのうなぎなんです。
味変とかしなくて良くて、鰻そのものを堪能したいなら、吉野家さんのがおすすめです。
単純に鰻の味、鰻丼としての味で言ったら、吉野家さんを1位にしていました。
第3位:すき家「特うな丼」
これもかなり僅差です。
正直、ランキング付けてしまうのが申し訳ないくらいです。
・特うな丼(1,390円:税込み)+しじみ汁おしんこセット(通常250円⇒フェアで100円:税込み)
大きな丼に大きな鰻、そして、しじみ汁フェアなんてのをやっていまして、しじみ汁におしんこを付けても+100円。
二枚盛りの鰻丼+しじみ汁+おしんこで、御三家で唯一、税込み1,500円を切るというすばらしいコストパフォーマンスです。
タレをつけて焼くという工程を、丁寧に三度も繰り返しているそうで、香りも味も深いです。
いつもは500円前後にランチの価格は抑えているという、私みたいな会社員のみなさん、土用の丑の日くらい、ちょっと奮発して鰻丼、いかがですか?
最近の牛丼チェーン店は家族連れも意識していて、明るい雰囲気のお店が多いですし、テーブル席があるお店も多く、家族連れでも入りやすいですよ。
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