杜の都 仙台から港町 横浜へ、夜行バスで移動してみた|ドリーム仙台・東京/横浜号

4.5

お安く移動できる

既報のとおり、関西での半年間の研修が終わり、仙台勤務となった私。
相変わらずの、主人を川崎に残しての単身赴任生活です。

大阪にいたときと同じく、月に1~2回は川崎に戻る、これが主人と交わした条件というか約束なワケです。
転居したては、なにかと用事があるし、荷物も移動しなきゃいけないしで、行き来する用事があるんですよね。

で、川崎と仙台、どうやって移動する???
普通に考えれば、川崎から東海道線に乗り東京駅へ、そして東北新幹線に乗り換えて仙台へ、このルートが一番早くて確実。
でも...新幹線って、お高いのよね。

例えば今の時期、最繁忙期と言われるゴールデンウィークに東京駅から仙台駅まで新幹線に乗ると、11,810円。往復すると2万4千円くらいかかるワケですね。
これを月に1,2回ってのは、正直、厳しい...

そんなときに重宝するのが、高速バス。
時間はかかりますけど、安いです。実は正に4月28日の夜に仙台から川崎にバスで戻ってきました。

GWだし高くなっているのかな、なんて覚悟はしていましたが、それでも片道5,200円と格安♪ 新幹線の半額以下なんて、助かります。
この安さは、メチャ魅力的♪

寝ている間に移動できる

関東と仙台を行き来している高速バスは、昼間に移動する所謂”高速バス”と、夜中に出発して早朝到着する”夜行バス”があります。

私みたいな兼業主婦が助かるのは、夜行バス。だって寝ている間に移動できるんですもの。
荷物は前もってキャリーケースに入れておいて、普通に出勤。仕事を終えて一度家に帰り、一休みしてから荷物を持ってバス停へ、ができますからねー。

今回、仙台から川崎に戻るのに利用したのはJRバス東北の「ドリーム仙台・東京/横浜号」。
夜の23:30に仙台駅を出て、東京駅を経由して横浜駅に向かうルートのバスです。
川崎行きってのがあったらよかったんですけど、残念ながらないようです。
(↑ご存知の方、いらしたら情報お願いします。)
仙台発の夜行バスで、一番近いバスの行き先が横浜駅でした。
仙台駅東口の案内所|ドリーム仙台・東京/横浜号
仙台駅東口の案内所|ドリーム仙台・東京/横浜号

仙台駅東口の案内所|ドリーム仙台・東京/横浜号


出発地はJR仙台駅。
仙台駅東口バスターミナルには、案内所を兼ねた切符売り場があって、ここには待合室もあります。
お手洗いもあるので、出発前に用を済ませておくのが良いでしょう。女子トイレには更衣室もありましたよ!
仙台駅東口乗り場|ドリーム仙台・東京/横浜号
仙台駅東口乗り場|ドリーム仙台・東京/横浜号

仙台駅東口乗り場|ドリーム仙台・東京/横浜号


出発時間の10分前、23:20くらいにバスが到着。
スマホの乗車票をスタッフさんに見せて乗り込みます。大きな荷物をトランクルームに預けるときは、行き先(東京 or 横浜)をお伝えするのをお忘れなく。

今回は事前に席を指定できるタイプのバスでした。
↑すべての高速バス・夜行バスが指定できるワケではありませんので、ご注意くださいね。

3列独立シートなので、隣に人がないというのが気楽で良いです。
窓側席を指定しましたが、通路側にはカーテンがあって仕切れるようになっているので、プライバシーも安心。
窓側席・その1|ドリーム仙台・東京/横浜号
窓側席・その1|ドリーム仙台・東京/横浜号

窓側席・その1|ドリーム仙台・東京/横浜号


席から立ちあがって後方を眺めると、こんな感じ。さすがにちょっと狭さは感じますけど、でも4列シートよりは広いですし、隣が窓と通路なのでそんなに苦痛ではありません。
写真では見えませんが、最後列の右側にトイレも付いています。
窓側席・その2|ドリーム仙台・東京/横浜号
窓側席・その2|ドリーム仙台・東京/横浜号

窓側席・その2|ドリーム仙台・東京/横浜号


席に座ったときの眺めは、こんな感じ。
リクライニングはもちろん、レッグレスト、フットレストもあります。

長町駅を経由して、ここでもお客様が乗車、これが23:45くらい。
それから間もなくして、社内の灯りが消されました。完全消灯なのは助かります。

途中、朝の4:00くらいに東北自動車道の羽生パーキングエリア(PA)で20分くらいの休憩。
社内のトイレは、なんか使いたくないので、ここでトイレ休憩の私。
羽生PA|ドリーム仙台・東京/横浜号
羽生PA|ドリーム仙台・東京/横浜号

羽生PA|ドリーム仙台・東京/横浜号


最近のスマホはカメラの性能が良いので、それなりの明るさがあるように見えますが、実際は、写真で見るより遥かに暗いです。
当然、お店は閉まっていますが、自動販売機があるので、ドリンクの購入は可能です。
羽生PAの駐車場|ドリーム仙台・東京/横浜号
羽生PAの駐車場|ドリーム仙台・東京/横浜号

羽生PAの駐車場|ドリーム仙台・東京/横浜号


羽生PAは駐車場が広いからか、多くの会社の夜行バスが休憩地点として設定しているようです。JRバスはもちろんですけど、いろんな会社の、いろんなバスが停車していました。

休憩はこの一か所のみです。途中、何ヶ所か停車しているようでしたが、乗務員交代などのためで、私達乗客は下りることはできませんでした。
再び東北道を走らせ、東京に向かいます。
東京駅日本橋口|ドリーム仙台・東京/横浜号
東京駅日本橋口|ドリーム仙台・東京/横浜号

東京駅日本橋口|ドリーム仙台・東京/横浜号


ほぼ定刻、5:30に東京駅日本橋口に到着。

そしてバスは最終目的地の横浜に向かうのですが、ここでも車内灯を消してくださったのが良かったです。
高速バスで、二度寝する私(笑)
ここで半分くらいの方が下りられました。
横浜駅東口|ドリーム仙台・東京/横浜号
横浜駅東口|ドリーム仙台・東京/横浜号

横浜駅東口|ドリーム仙台・東京/横浜号


そして定刻より10分ほど早く、6:20くらいに横浜駅東口バスターミナルに到着♪

やはりバスですからね、時々揺れで起きることはありましたけど、結構しっかり、寝られましたよ。
夜行バスに私の身体が多少は慣れた、ってのもあるかも知れませんけど。

そりゃね、一番のおすすめは新幹線はやぶさ号ですけど、寝ている間に、かつお安く関東と仙台を行き来する移動手段として、高速バス・夜行バス、”あり”・”なし”の二択で言ったら”あり”ですね。
積極的に是非!とは言いにくいですが、選択肢の一つとして...そのくらいの感じでおすすめです。

すべてのバスが予約できるサイト、なんてあったら最高なのですが、各社の大人の事情があって、それぞれのサイトで予約できる路線が異なります。
同じ路線でも、運行している会社が違うと経路や乗車・下車の場所が違ったり、シートのタイプ(3列・4列など)、そして価格が異なりますので、各社のサイトを比較してみるのが良いと思います。
バス予約サイトのリンク、貼っておきますので、ご参考までにどうぞ。