川崎の技術は世界の最先端! ノーベル賞、輩出なるか!?

iCONM外観|キングスカイフロント お知らせ・ニュース
iCONM外観|キングスカイフロント

キングスカイフロントのナノ医療イノベーションセンター(iCONM)の片岡一則センター長がノーベル賞候補!?
川崎から世界へ世界最先端の技術が普及する、そんな夢のような話が起こるかも。

どちらも川崎に深いご縁の会社

基本的に拠点が仙台となった私。月に1~2回、週末に川崎に戻る程度なので、多めに見積もっても川崎2割・仙台8割、そんな生活。
そんなんだから、川崎のニュースって、あまり耳にしないんですよね。川崎に住んでいたら、自然と目に・耳に入るのでしょうけれど...。

でも、なんか最近、川崎関連のニュースをよく目に・耳にするように感じます。

例えば、こんなニュース。
富士通、本社機能の川崎移転を発表 リモートワーク普及で

富士通は東京都港区のビルに入る本社機能を川崎市の拠点に移すと発表したとのこと。
元々、富士通って中原のイメージ強いじゃないですか、言ってみれば”川崎回帰”ですよね。

中原の工場と、西口の川崎デルタにあるJR川崎タワーに本社機能が集約されるようです。

さらには、こんなニュースも。
東芝TOB成立 改革加速して再建を図れ

日本産業パートナーズ(JIP)と国内企業連合による東芝へのTOB(株式公開買い付け)が成立した。
経営危機から再建するにあたり、いろいろゴタゴタありましたけど、これで収束してくれそうですね。

そうそう、東芝と言えば、これも忘れちゃいけませんよね。
【東芝】小向事業所内に先端研究開発のランドマーク「研究開発新棟(仮称)」を建設

12階建ての高層棟と、4階建ての低層棟の2棟で構成される、研究開発の拠点を建設中。しかもその場所が小向の事業所ですからね、新川崎・鹿島田エリアの住民からすると、目が離せませんよねー。

既に高層棟もほぼ外観は完成しています、国道や古市場のバス通りからは、その姿が見えますよね。
全国から研究者が集まることでしょうし、こうなるとあのエリア、新しいお店とかできてくるのでしょうか。

富士通も東芝も、川崎のご縁の深い会社さんですので、今後の川崎の発展に貢献してくださることと思います。

川崎からノーベル賞!?

さてさて、今正にホットと申しますか、世間を賑わしているのが、このニュース。
理系の私からしますと、毎年毎年、秋になると気になるニュース。それは、ノーベル賞。10月の頭に発表されます。

そんなノーベル賞に関して、こんなニュースが。
日本の2人に論文引用賞 英社「ノーベル級」評価

イギリスの情報会社、クラリベイトが論文の引用回数が非常に多く「ノーベル賞級」と評価できる成果を出した研究者23人を発表。
その中に2人、日本人が含まれていまして、お一人は筑波大国際統合睡眠医科学研究機構の柳沢正史機構長。

そしてもう一人が、川崎市産業振興財団ナノ医療イノベーションセンターの片岡一則センター長。
ナノ医療イノベーションセンターって言っても、恐らく多くの方はご存じでないのでは?なんて想像していますが、殿町のキングスカイフロントと言えば、お判りいただける方もいらっしゃるかと思います。

川崎市が鳴り物入りで整備している、世界最高水準の研究開発から新産業を創出するオープンイノベーション拠点のこと。
実は私、先月、こちらを訪問していたんです。

場所は羽田空港の南西、多摩川の対岸になります。羽田空港からですと、多摩川スカイブリッジを渡ってすぐのところ。頑張れば歩けるかも。
川崎駅からですと、臨港バスで30分ほど。あと京急大師線の終点、小田島新田から歩いて15分くらい。真夏の暑い日差しの中、歩きましたよ、私。

iCONM入口|キングスカイフロント

iCONM入口|キングスカイフロント


なんか雑草が生い茂ってちょっと絵面としてはイマイチですが、その辺りはカメラマン(カメラウーマン!?)が素人なので、ご容赦いただければと。
iCONM外観|キングスカイフロント

iCONM外観|キングスカイフロント


多摩川の土手っぷちにそびえ立つ、この建物がiCONMこと、ナノ医療イノベーションセンター。
Innovation Center of NanoMedicineの略でiCONM、アイコンって読むそうです。

企業も大学も、産学官が一つ屋根の下に集い、異分野融合体制で、革新的課題の研究及び研究成果の実用化に取り組む施設です。
ここからノーベル賞が出るかも、なんかワクワクしてしまいます。

あ、一応の大前提として、私の知っている限りで以下、書いておきますね。
ノーベル賞ってのは、推薦者から候補を挙げてもらい、化学賞や物理学賞の場合はスウェーデン王立科学アカデミーで選ばれます。
推薦者から選ばれた候補者を、どのような基準で選考しているかは、ノーベル財団の規定で50年間は公表しないように決まっています。

つまり、今回のお二人がノーベル賞候補というのは、あくまでクラリベイトという論文情報を扱っている会社が、ノーベル賞級の成果ですよと言っているので、本当に候補に挙がっているのかどうかは、50年経たないと、わかりません。

でも、上の富士通や東芝の件も、下のiCONMの片岡先生の件も、川崎が世界的に技術の最先端を走れる絶好のチャンスじゃないですか、これは活かしていただきたいです。
自治体、大学、企業...正に産官学が三位一体となって取り組んでいただきたいですね。

さーて、いよいよ来週、10月3日の医学生理学賞からノーベル賞が発表されます。
ニュースに注目!

infoQ新規会員登録

コメント

タイトルとURLをコピーしました