こだわり抜いた素材のお寿司♪ サービス満点の板さんで料理も雰囲気も素敵なお店|天寿し 横浜

淡路島のアジ|天寿し 横浜 周辺情報
淡路島のアジ|天寿し 横浜

横浜駅西口、岡野交差点近くにある「天寿し」さんでお寿司のコースをいただきました。
こだわりにこだわって選び抜いた素材の数々、それを一つ一つ丁寧に仕上げたお料理は、もう至福の時間でした♪

都会の喧騒を忘れさせてくれる

川崎に戻っていた週末、有給を使って少し長めにお休みいただきました。
そんなお休みをいただいた平日の夜に向かいましたのは、横浜。以前のお仕事でお世話になった方からお食事のお誘い。

一番最近お会いしたのでコロナ前ですので、3年ぶり以上!!!そう考えると、コロナって社会の景色、変えましたねー!。

さてさて指定されたのは横浜駅の西口に出て、パルナード通りと呼ばれる一方通行の小路を西へ歩いて5~6分ほど。
突き当りの岡野交差点の少し手前にあるビルに、目指すお店はありました。

ビル入口の看板|天寿し 横浜

ビル入口の看板|天寿し 横浜

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と、ビルの入口まで来て思い出した!
ここは前に来たことのある「雪月」さんが入っているビル。
っていうか、フロアも同じ7Fじゃないですか。ちょっとビックリ!

そうそう、前に来た時から変わっていたのはビルの1Fで。ラーメンの一風堂さんが入っていたのですが、焼き鳥居酒屋の伝串になってました。

で、エレベーターで7Fまで上りまして、右手に雪月さん、左手が今回お邪魔した天寿しさん。
どうやら同じ系列のようです、中で厨房がつながっているようでしたから。

カウンター席|天寿し 横浜

カウンター席|天寿し 横浜


店内、厨房を囲むようにL字型のカウンター席。
個室席|天寿し 横浜

個室席|天寿し 横浜


通路を挟んで、テーブルの個室席。
個室席は壁で完全に仕切られていて、ドアも閉まるようになっていて、他のお客様を気にしないで食べられるので、大事な会食や接待に良いですね。

横浜駅から徒歩5分の都会の街中ではありますが、パルナード通りのほぼ端っこということと、ビルの7Fということもあり、かなり静かです。
都会の喧騒を忘れさせてくれる、隠れ家的なお店。

素材にこだわり・調理にこだわり・会話にもこだわり!?

今日は、カウンター席へご案内。
まずはドリンクでカンパーイ♪

八海山梅酒(968円:税込み)

八海山梅酒|天寿し 横浜

八海山梅酒|天寿し 横浜


清酒で有名な八海山の原酒に梅を浸けてつくった梅酒だそうです。
八海山だけに、すっきりした飲み口で、そんなに甘さも強くなく、料理の邪魔をしない味です。
我ながら良いチョイス、なんて飲んでから思ってしまいました(笑)

さーて、コースの始まりです。
本日お願いしましたのは、こちら。

おまかせ握り【上】会席(15,980円:税込み)
サービス料10%、かかりますので、ご注意ください。

事前にメニューを見ていたのですが、全23品と、かなり多そうだったので、お昼は控えめにして挑みました!
では、早速、いっただっきまーす♪

前菜5種

前菜5種|天寿し 横浜

前菜5種|天寿し 横浜


中央にあるのは、しじみの一番出汁。これが濃厚なんです!
ご主人曰く、「呑む前に飲むヤツ。私もウコンのサプリ、時々、使ってます。」
そうそう、シジミやウコンはオルニチンが豊富に含まれているので、肝臓の働きを助けてくれるんですよね。

それ以外のは、右上から時計回りに、湯葉(鯛の酒盗酒盗)、福島の白魚、ホタルイカのからしすみそ、海老と蕪のトリュフ出汁。
白魚なんか、ほぼ透明ですよ、食感も良かったです。新鮮な証拠ですよね。

さて、ここからお寿司が始まります。
本鮪の中トロ

本マグロの中トロ|天寿し 横浜

本マグロの中トロ|天寿し 横浜


もうね、口の中でホントにトロけちゃいましたよ。
やわらかくて・脂が乗っていて、シャリがなかったら歯が要らない、舌だけで食べられそうなくらい。

青森県産寒ヒラメ

青森県産寒ヒラメ|天寿し 横浜

青森県産寒ヒラメ|天寿し 横浜


ヒラメってこんなに脂が乗ったお魚だったっけ?ってくらい、脂を感じました。
それでいて身が締まっていて良い食感。

アオリイカ スダチと岩塩で

アオリイカ_スダチと岩塩|天寿し 横浜

アオリイカ_スダチと岩塩|天寿し 横浜


こういう板さんが握ってくださるお寿司屋さんで、町の回転寿司との一番違いがわかるネタがイカ、って私は思ってます。
回転寿司だとイカってふにゃっとしてるじゃないですか、でも、新鮮なイカってサクッコリッとした食感があるんですよね。

淡路島の鯵

淡路島のアジ|天寿し 横浜

淡路島のアジ|天寿し 横浜


すっごく脂が乗っていて、味が濃厚。上に乗っているのは葱と生姜のすり合わせをだそうです。
これね、普通の鯵だとネギとショウガの風味に負けてしまうんじゃないかと思いますが、この鯵は濃厚で見事に口の中で勝ち誇ってます。

鹿児島県産天然カンパチ
これも脂が乗ってます。そしてサクッと切れる食感がまた最高なの!
あ、いけない、このカンパチ、写真撮るの忘れてた(汗)

いくらとずわい蟹のキャビア乗せ

いくらとズワイガニのキャビア乗せ|天寿し 横浜

いくらとズワイガニのキャビア乗せ|天寿し 横浜


イクラとカニだけでも十分凄いのに、キャビアまで乗ってる。イクラとキャビアのプチプチ食感と塩味が良いですね。日本酒なんか飲みたくなってきちゃいます。
カニの風味も、いくら・キャビアと喧嘩せずに、むしろ合ってます。

北海道産バフンウニ

北海道産バフンウニ|天寿し 横浜

北海道産バフンウニ|天寿し 横浜


軍艦巻きではなくて、シャリに乗っただけのものが出てきました。
ご主人が言うには「海苔で巻いてしまうと、海苔の香りが勝ってしまうから。」とのこと。
と言いつつ、「試してみる?」なんておっしゃって、海苔を一切れ出してくださいました。海苔の風味と雲丹、全然喧嘩してないし、これはこれで”あり”って思いました! でも確かに、ご主人の仰る、海苔の香りが勝つってのは、確かで、ウニが脇役っぽくなってしまうのは否めません。あくまでウニを美味しく提供する、というこだわりですね。

豆腐のかに餡かけ

豆腐のかに餡かけ|天寿し 横浜

豆腐のかに餡かけ|天寿し 横浜


脂の乗ったお魚に、イクラにウニと、ちょっとヘビーになりかけたところで、こんな優しい餡かけ、構成しっかり考えてるナー!

銀鱈西京焼き

銀ダラ西京焼き|天寿し 横浜

銀ダラ西京焼き|天寿し 横浜


ふわっと焼きあがった銀ダラ。ホロホロっと崩れていく食感も心地よいです。

福岡県産マハタ

福岡県産マハタ|天寿し 横浜

福岡県産マハタ|天寿し 横浜


身が締まっているというか、弾力があるというか、噛み応えが凄かったです。

本鮪の赤身

本マグロの赤身|天寿し 横浜

本マグロの赤身|天寿し 横浜


味が濃厚でしっかり。食感としてはかなり柔らかく、中トロに近い感じでした。

北海道産ツブ貝

北海道産ツブ貝|天寿し 横浜

北海道産ツブ貝|天寿し 横浜


コリコリッとした食感がたまらなく快感、磯の香りも濃かったです。

クルマエビ

クルマエビ|天寿し 横浜

クルマエビ|天寿し 横浜


大きいだけじゃなくて、分厚さもあって、プリップリの海老でした。香りも癒されます。

赤出汁

赤出汁|天寿し 横浜

赤出汁|天寿し 横浜


香が芳醇、とーっても癒される赤出汁でした。

山口県産ノドグロ炙り

山口県産ノドグロ炙り|天寿し 横浜

山口県産ノドグロ炙り|天寿し 横浜


私、勝手にノドグロって北陸の名産だと思っていましたけど、日本海側、全体的に獲れるですね。そして山口産は、かなりのブランドなんだそう。
もんのすんごく脂が乗っていてジューシーでしたよ。コクもあって、ウマウマ。

とろたく

とろたく|天寿し 横浜

とろたく|天寿し 横浜


コレもウニ同様、本当は海苔で巻いて出すそうです。でもご主人が「お姉さん、写真撮りたいでしょ?」なんて言ってくださって。
脂が乗って、とーっても滑らかなネギトロ、口の中で溶けていきました。
海苔なしだとトロの滑らかさとコクを、海苔ありだと磯の香りを楽しめます。

玉子焼き

玉子焼き|天寿し 横浜

玉子焼き|天寿し 横浜


もんのすんごーく滑らか。黙って食べたら、玉子焼きっていうよりはプリンですよ、プリン。

デザート

カシスの果肉入りシャーベット|天寿し 横浜

カシスの果肉入りシャーベット|天寿し 横浜


カシスの果肉入りシャーベットにオレンジとアップルパイが添えられています。
カシスの酸味が程よく尖がって、口の中をリセットしてくれました。

いやはやなんとも、ネタも良いし、仕上げ方も最高。
それよりなにより、板さんのお気遣いっていうんでしょうか、私がパシャパシャとスマホで写真を撮っているのも不快に思われるどころか、むしろアシストしてくださって、素材の説明もわかりやすく・面白く、とーっても楽しい時間となりました。

まとめ

【天寿し 横浜店】

  • 横浜駅西口、パルナード通りを4~5分歩いた、岡野交差点手前のビルの7Fにある江戸前寿司店。
  • カウンター席はもちろん複数の個室席があり、落ち着いた雰囲気の店内は大事な接待や会食にピッタリ。
  • 全国から選りすぐりの素材を取り寄せ、調理方法も工夫がなされ、口に入れた瞬間におもてなしの心を感じる。
  • 口が達者なご主人との会話は楽しく、気遣いも素晴らしい。

つくづく、料理ってのは素材そのものの味や調理の仕方はもちろんですけど、それにプラスして、雰囲気ですとか・会話・接客...ぜーんぶひっくるめて味わうんだなー、そう思わされた、約2時間の会食となりました。
ごちそうさまでした。

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