次世代高速ブラウザ「Brave」を試してみた

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皆さん、ネットにつなぐときのブラウザって何を使ってます?
GoogleのChromeをお使いの方が多いのかな、と想像しています。
また、WindowsのPCをお使いですと、とMicrosoftのEdgeの方も多いことでしょう。

私はずっと前からChrome派なんです。なんか適切な表現が見つかりませんが、一言で言うと”使いやすい”の。
まぁ、慣れの部分もあると思いますが。

次世代の高速ブラウザ、Brave!

知人の紹介で、Braveっていうブラウザを入れてみました。

不要な広告は表示しない
表示が早くて快適
ポイントが稼げる
投げ銭(寄付)ができる

↑ってのが、興味を持った理由。
ということで、実際に使ってみて、Chromeと比較してみたのでレポート♪

比較したのは、以下の二つ。いずれも、6月15日現在で「最新のバージョンです」と表示されるものです。
Chrome バージョン: 83.0.4103.97(Official Build) (64 ビット)
Brave バージョン: 1.9.80 Chromium: 81.0.4044.138(Official Build) (64-bit)

不要な広告を表示しないから早くて快適

上記で述べた、イチポツとニポツ...って、この言い方はお役所用語?...最初の二つの項目について。

広告であると判断された画像は表示されないようなアルゴリズムになっています。
だからその分、表示は速くて快適って言えます。

実際問題...

ネットのニュース・ポータルサイトのように、スポンサー広告の多いサイトですと、如実にその効果が表れているようです。
確かに使っていて、快適なのは事実です。

またYouTubeでも...

Chromeでは、

PC版のブラウザ「Chrome」でYouTubeを視聴
PC版のブラウザ「Chrome」でYouTubeを視聴

PC版のブラウザ「Chrome」でYouTubeを視聴

動画の中央下部に大きな広告が出てしまって、字幕が読めなくなってしまっていますね。

Braveでは、

PC版の次世代高速ブラウザ「Brave」でYouTubeを視聴
PC版の次世代高速ブラウザ「Brave」でYouTubeを視聴

PC版の次世代高速ブラウザ「Brave」でYouTubeを視聴

広告が表示されないから、文字が隠れていないから字幕が読めるんです♪
鬱陶しくて邪魔な広告が、なくなるって、かなり便利ですよ。

スクショの元の動画はこちらです、ご参考まで。

このサイト、新川崎.jp」を表示してみました。
Chromeでは、

PC版Chromeで新川崎.jp
PC版Chromeで新川崎.jp

PC版Chromeで新川崎.jp

差がわかるように、ちょっとスクロールして、下広告の部分をスクリーンショットしてみました。Edgeでも、同じ見え方です。

Braveでは、

PC版Braveで新川崎.jp
PC版Braveで新川崎.jp

PC版Braveで新川崎.jp

右のサイドバーにあるグルメな予約をこちら♪の部分、広告がすべて消えました。

スマホ版のChromeで新川崎.jpでグルメな予約のバナーがある部分を見てみると...

スマホ版Chromeで新川崎.jp
スマホ版Chromeで新川崎.jp

スマホ版Chromeで新川崎.jp

こんな感じに表示されます。

スマホ版のBraveでは...

スマホ版Braveで新川崎.jp
スマホ版Braveで新川崎.jp

スマホ版Braveで新川崎.jp

これまた見事にバナーがすべて無くなりました

バナーの種類にもよるのですが、画像が消えただけで実はリンクは存在している(マウスカーソルを上に乗せると手のマークになる、タップすると表示されているハズのサイトに飛ぶ)ものもありますし、リンクそのものが消えているものもありました。
この詳しい仕組みについては、私はよくわかりませんが、とにかく画像が消えた分、表示は速くなります。

ただ、新川崎.jpの管理人としては、お店のレビューを読んだ方が、そのままぐるなびやホットペッパー、食べログから予約ができる、っていうサイトにしてくて広告を表示しているので、それができなくなっちゃうってのは、チョッピリのマイナス点です。

↑注、サイトごとに設定変更することは可能です。一つ一つのドメインを指定する必要がありますが。

ポイントが稼げる

広告が表示されないBraveですが、他方でBrave自身が目障りでない程度の優しい広告を配信しています。
PCでブラウザをBraveにしてネットサーフィンしていると...

PC版Braveで広告が出たところ|ブラウザ「Brave」
PC版Braveで広告が出たところ|ブラウザ「Brave」

PC版Braveで広告が出たところ|ブラウザ「Brave」

こんな感じで右下にメッセージが表示されます。
拡大してみますと...

PC版Braveで広告が出たところ(アップ)|ブラウザ「Brave」
PC版Braveで広告が出たところ(アップ)|ブラウザ「Brave」

PC版Braveで広告が出たところ(アップ)|ブラウザ「Brave」

シューズのニューバランスの広告のようです。
これをクリックすると、ニューバランスのシューズ販売サイトが別タブで表示されました。

スマホ版Braveで広告が出たところ(アップ)|ブラウザ「Brave」
スマホ版Braveで広告が出たところ(アップ)|ブラウザ「Brave」

スマホ版Braveで広告が出たところ(アップ)|ブラウザ「Brave」

スマホ版のBraveでは、こんな感じに画面の上部にメッセージが表示されるので、それをタップしてくださいね。

面白いのは、広告を表示するとポイントが貰えるんです。
いただけるのは、BATポイントというBrave社のオリジナルポイント

報酬を受け取ります|次世代高速ブラウザBrave
報酬を受け取ります|次世代高速ブラウザBrave

報酬を受け取ります|次世代高速ブラウザBrave

本日時点で、1BATポイント≒28~29円程度ですので、0.25 BATポイントってのは、7円チョイってところですね。
広告をクリックした時点では、まだ仮の状態で、確認して認められれば来月頭、9月8日頃に付与していただけます。

この夏、2020年7月にBraveと仮想通貨交換のbitFlyerが提携を発表しました。
これにより...

Brave ブラウザ上で bitFlyer アカウントとの連携が可能になります。連携することで以下の機能をご利用いただけるようになる予定です。

  • 日本では現在、Brave Rewards プログラムに参加し、Brave ブラウザ上で配信される広告を閲覧した際、BAT ポイントが付与されていますが、本サービス提供開始後には暗号資産である BAT が付与されるようになります。付与された BAT は、連携した bitFlyer アカウントのウォレットに反映されます。
  • 付与された BAT は Brave ブラウザ上でコンテンツ制作者にチッピング(投げ銭)できます。
  • 付与された BAT を bitFlyer で売却し日本円に換金できます。

↑とのこと。

貯まったポイントを日本円にして引き出したり、ビットコインなどの他の仮想通貨を購入したり、そんなことができるようになるそうです。
サービス開始は今年の11月を予定しているとのこと、もうすぐですね。

投げ銭(寄付)ができる

このブラウザBrave、他に無い面白い機能として、貯まったポイントを投げ銭として使えるんです。
つまり、気に行ったホームページの管理者にチップを送る・寄付することができる、ということです。

投げ銭(チップ)できます|ブラウザ「Brave」
投げ銭(チップ)できます|ブラウザ「Brave」

投げ銭(チップ)できます|ブラウザ「Brave」

チップの額は、自分で設定することも可能ですし、サイトの閲覧時間やアクション(アテンション)に応じて毎月、自動的に支援するという機能も付いています。

ちなみにこのサイト新川崎.jp」も“Brave認証クリエイター”に登録されております。皆様からのご寄付、お待ちしております(って、ちょっと宣伝しちゃった:笑)。

ダウンロードはこちら

いかがでしたでしょうか?

そもそもChromeとBraveは、もっというと、EdgeもOperaも、Chromiunという共通のオープンソースのウェブブラウザのプロジェクトから派生しているので、ブラウザによってページのレイアウトが大きくことなることはありません。

鬱陶しい広告が表示されなくなって、表示が素早く快適になるのは良いことですが、他方で有益なバナーが消えてしまうというのは避けたいですね。
あくまでニュース閲覧のような文字情報をメインとするものや、YouTubeのように動画さえ見えれば良いということに限って言えば、Braveはとてもお勧めができるブラウザです。

ポイントが貯まるというのも、大きなメリットです。

今、大注目の次世代高速ブラウザ「Brave

↑こちらからダウンロードできます。

ブラウザをBraveのみの一つに絞るいうのはお勧めしませんが、サブのブラウザとして入れておくのはチョーおすすめです♪

PCにもスマホにもタブレットにも、是非、入れてみてくださいね