実は蒲田も餃子の聖地!
今年の上半期で話題になったニュースの一つ。
ギョーザ購入額、宮崎市が初の日本一 浜松・宇都宮破る
餃子の街と言えば、栃木県宇都宮市と静岡県浜松市が有名ですよね。どちらも餃子の聖地として、しのぎを削っていました。
が!2021年の餃子の1世帯あたり購入額(持ち帰り専門店や小売店の総菜が対象、冷凍や外食は含まず)で、宇都宮や浜松を抑えて、宮崎県宮崎市が1位になり、餃子マップを塗り替えることに!
いやぁ、白熱ですね、日本の餃子業界。
さて、餃子というと、皮の中に餡の構造ですが、その皮の周りにできたパリパリの羽根、あれが美味しかったりするんですよね。
今ではすっかり定番となった「羽根つき餃子」ですが、これは大田区の蒲田が発祥と言われています。
蒲田にある中華料理店、「你好(ニーハオ)本店」が羽根つき餃子発祥の店って言われています。
この你好さん、歓迎(ホアンヨン)、金春(コンパル)の3つが蒲田では有名で、”蒲田餃子御三家”なんて呼ばれているんです。
だから蒲田も餃子の聖地って言えるんですよね。
上述の1世帯あたりの購入額、東京は、”東京都区部”っていう23区全体の括りになっているのですが、これ多分、大田区だけの統計を取ったら、結構な額になるんじゃないかしら、なんて思っている私です。
グランデュオに你好さんが入ってる
JR京浜東北線、東急の多摩川線・池上線の蒲田駅に直結している、JR系駅ビルのグランデュオ蒲田。
この1Fに、你好さんのお店ができていました。
調べてみたら、昨年の春からやっているんですね。
蒲田の駅ビルで御三家の一角、そして羽根つき餃子発祥のお店である你好さんの餃子を帰るなんて!
テイクアウトがメインのようなつくりですが、奥にはイートインスペースもあります。
小分けになったお惣菜が並んでいました。
他にも大きな器に入ったお惣菜も。
こちら、単品で量り売りもやっていますが、4種類で750円っていうお弁当というかお惣菜セットもあるんですって。
ということで、今日は你好さんのテイクアウト。
餃子とお惣菜セット。
早速、いっただっきまーす♪
・元祖羽根つき焼餃子(300円:税抜き)
もっちり食感の皮の中には、ふわっとした餡。もちろん蒲田餃子の代名詞ともいうべき、羽根もついています。
ジューシーだし美味しいんだけど、どうしても餃子って時間が経つとパリパリ感が弱くなるので、ちょっとそこが少々の残念感。
でもまぁ、你好さんの味を自宅で味わえるって、なんかそれだけでレア感ありますよね。大きめの餃子が5ヶと300円っていう価格も安くて良いですね。
・お惣菜4種セット(750円:税抜き)
おかずもあれば、メイン(ご飯・麺)もあります。それぞれ取ってくれる量は微妙に違うみたいですけど、4つ好きなのを選べて750円なんですって。
・エビチリ
辛さ控えめ、仄かな甘さもあってプリプリのエビも入っていて美味しい。でもちょっと量が少ない気も..ま、エビチリって、ちょっぴり高いからね、仕方がないかな。
・八宝菜
豚肉、白菜、ニンジン、ピーマン、タケノコ、うずらの卵...具沢山の八宝菜。餡のとろみも程よく、推定粘土5cPくらい!?
・海老チャーハン
パラパラで食べやすい炒飯。卵がふわっとしていて美味しいのですが、海老炒飯っていうほど、海老が入っていないの...
みじん切りの海老だったんだけど、小粒でも良いから、海老の身を丸ごと入れてほしかったなー。
・麻婆豆腐
辛さは後からじわ~っと痺れてくるタイプ。花椒がしっかり効いてますね。
ふぅ、餃子はもちろんですけど、他の中華も、なかなか本格的。
さすがは御三家の一角です。
満腹・満足、ごちそうさまでした。
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